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シャルドネの特徴

2008年6月23日(月) 17時56分(タイ時間)
現在ソフトオープン中のBacchus Online(BOL)でFood with Wineコーナーをつくろうと思いその頭の整理も兼ねて、シャルドネの特徴と相性のいい料理を紹介したいと思います。

シャルドネとは、世界中の白ワインの品種の中で一番ポピュラーで、その理由として一般的には特別癖がないのでどんな料理にも合わせやすいからです。そのため世界各地でシャルドネ種がつくられ、歴史を重ねるごとにその土地ごとに個性を発揮してきています。

フランスの銘醸地ではしっかりしたコク、デリケートで完成度の高いワインができ、新世界のシャルドネはコクがありトロピカルで果実味が豊か、涼しい気候の土地(旧世界、新世界とも)では軽くてキリっとした酸が特徴のワインができます。

旧世界のシャルドネとは一般的にシャブリを生み出すシャブリ地区とムルソー、モンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュを産出するコート・ド・ボーヌが有名です。

シャブリは比較的冷涼で土地に石灰岩が多く含まれているために鉄やミネラルの香りが他のシャルドネ種にはみられない特徴になっています。伝統的には貝類と合わせやすいと言われていますが注意が必要なのは最近はシャブリにおいても樽熟成したフルーティでコクのあるワインが増えてきており、この場合は新世界のシャルドネと似ているため、オイスターとシャブリという黄金律は当てはまらないと思います。なぜならオイスターの生臭さがワインのフルーティな果実味と衝突してしまうからです。原則としては若いシャブリならオイスターやシンプルで繊細な魚料理。高級シャブリなら後述するコート・ド・ボーヌにあう料理サーモンやスノーフィッシュなど脂分の多い魚かクリーム、バターを使ったソースの魚料理と相性がいいはずです。

コート・ド・ボーヌ(ムルソー、モンラッシェ、コルトンシャルルマーニュを産出)では フルボディで高級なワインをつくることができます。上品な酸と、熟成したナッツ香、バター、蜂蜜香が特徴的となります。脂分の多い魚、一般的に高級魚とされているものホタテ貝のクリームソース、ロブスターテルミドールなどがいいでしょう。

旧世界でも他にリーズナブルなシャルドネ品種をつくっているところがあります。マコネーとコートシャロネーズのもの、北イタリア産のシャルドネなどです。これらの特徴はリンゴの香り、繊細でデリケートなところです。これらにはコールドミート、サラダ、シンプルな魚料理がいいでしょう。

新世界のシャルドネとはチリ、カリフォルニア、ニュージーランド産などを指します。チリのシャルドネは強い果実味とオークの香りが特徴的で香辛料の強い料理には相性がいいはずなのでタイ料理、インディアン、中華料理に合うでしょう。

カリフォルニアやオーストラリアのシャルドネはトロピカルでオークの芳香が強いのが特徴です。樽熟成ができる高級なシャルドネはバニラやオーク香がするので一部新世界のシャルドネは安価でも高級感を持たせるために発酵時にオークチップを入れたりすることもあるので必要以上にフレーバーのあるワインができあがります。これにある料理は味の濃い味のものと相性がいいでしょう。また料理抜きでワインだけを飲むのもいいと思います。新世界でも高級シャルドネは上品なワインもあるのでこの限りではありません。

一方、新世界でもニュージーランド産は寒冷な地域なので生き生きとした果実味と酸味が特徴的です。銘柄によってはフランスの高級白ワインを凌ぐもの現れる隠れた白ワインのメッカです。風味の強い魚、濃厚なソース料理とよくあうでしょう。


Wine icon in town. "The Bacchus Online"
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《newsclip》