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世界一のキャンティクラシコ

2008年7月13日(日) 15時28分(タイ時間)

7月××日。今週はイタリアから世界一のキャンティクラシコをつくるFELSINAのオーナーがタイにやってきて彼らのワインをプロモートすることになっていて3日間も一緒にいてしまいました。

まず初日タイへ到着後すぐ当店へ来てくださり、Maestro Raro 2004、Chianti Classico Berardenga Rancia 2004を一緒に試飲。彼は哲学の博士でワイン造りにも独自の哲学を持っているようです。その一つが単一品種でワインをつくること。Maestro Raro はカベルネソービニオン100%、Ranciaはサンジョベーゼ100%。そのほかのフラッグシップワインも単一品種100%です。

何回かこのワインは飲んだことがあるのですが、非常に力強くて難しいワインだなという感想をもっていて、今回も彼らの来る2時間前に開けたのですがタンニンがきつくクラシックなスタイル。まだまだ飲むのはもったいないという感じです。その割にはパーカーが付けるポイントがとても高いのでずっと疑問を持っていたワインの一つでもありました。

2日おいてWine Loftでもう一つのフラッグシップワインFontalloroの垂直テイスティング、93,95,99,01です。Fontalloroはキャンティクラシコではないのですが、サンジョベーゼ100%でつくるワイン。特に93年は今回は見事に開いており、フランスのグランヴァンを彷彿させる出来具合。
95年は口当たりはいいものの少し香りが飛んでしまっていました。99年はまだ若々しさが残っていて01年はまだ飲むには早いといった感じでしょうか。イタリアワインはフランスに比べてビンテージにあまりこだわらないようだし、タイには古いビンテージのイタリアワインはもうマーケットに存在しないので新しいビンテージでもどんどん開けてしまっていましたが、このFelsinaはラトゥールやラフィットのように20年30年は熟成できるのではというのがこの日の感想です。

最終日はスコータイホテルでのワインディナー。6種類ものワイン味わう機会に恵まれました。
Felsinaの種類の違うワインを同時に飲んでやっと彼のワインの良さが分かったような気がしました。八方美人ではないので最初は近寄りがたいけど長くつきあえば良さが分かるワインといった感じでしょうか。こういうワイン哲学を聞きながら飲むのもまたワインの楽しみと改めて実感したワインでした。

FATTORIA DI FELSINA Fontalloro 2000
 2550B

FATTORIA DI FELSINA Chianti Classico Riserva 2004
 1590B





Wine icon of the town. "The Bacchus Online"
www.bol.cx
《newsclip》