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ソーンスパー・チョークチャイパイサーン医師(41)

2008年9月5日(金) 14時54分(タイ時間)
放射線科
Sornsupha Chokechaipaisal, M.D. Board of General Radiology, Radiology Department

 チュラロンコン大学医学部放射線科卒業。東部ではまだ希少な64列マルチスライスCTスキャンと骨密度測定装置を導入しているパヤタイ・シラチャー総合病院放射線科の責任者。

——放射線科の設備について

X線検査は骨や内臓の異常を発見できるため、様々な領域の診断に役立っています。弊院では放射線を使わない超音波検査や、高速で高精度の画像を得られる64列マルチスライスCTスキャン(64枚コンピュータ断層画像診断)、骨密度測定(Bone Densitometer)を行っています。

——64列マルチスライスCTスキャンについて

 弊院では昨年から64列CTス キャンを導入しています。内臓のごく小さな病変や全身の血流障害を発見できるため、心筋梗塞や大腸ポリープ、肺ガン、脳血管障害、動脈硬化など様々な病気の発見や予防に大変効果をあげています。また、複雑な内部構造を詳細に画像で再現できることから、骨・関節異常の診断も可能です。

  中でも、飛躍的に予防効果を発揮しているのは、急性心不全を引き起こす心筋梗塞です。心筋梗塞は動脈硬化や動脈瘤による血管閉塞で血流が遮られることにより心筋細胞が壊死してしまいます。閉塞部分を確定する一般的な検査法は血管に造影剤を注入する造影検査ですが、検査後は4時間から24時間の入院が必要となります。弊院では患者さんの不便を憂慮し、64列CTスキャンを導入しました。CTスキャンなら短時間で詳細な画像を得ることができ、痛みもなく安全で、患者さんはそのまま帰宅することができます。

 心筋梗塞の治療法には血管拡張手術を行います。これは、血管にカテーテルを挿入し、閉塞部分に到達したカテーテルの先端でバルーンを膨らませ血管を内側から押し広げる方法です。

 今後は矯正やインプラント、模擬手術といった歯科領域にも活用範囲を広げていきます。

——心筋梗塞のCTスキャン検査対象は?

 高脂血症、糖尿病、高血圧症などを患っている人や、喫煙者、血縁に狭心症か心筋梗塞の患者がいる人です。しかし、重度の腎疾患や喘息、シーフード・アレルギーを患っている人や、以前に造影剤でアレルギー反応や不整脈を起こした人は受けられません。

——骨密度測定についてお聞かせ下さい。
 検査には、6月に導入したばかりの骨密度測定装置を用います。対象者は50歳以上の人、閉経後の女性、骨粗鬆(そしょう)症の可能性がある人です。検査時間は短く放射線量も少ないので安全です。

 この装置は骨密度だけでなく体脂肪量や筋肉量も測定できますから、心臓疾患や糖尿病の可能性も診断することができます。また、薬の過剰摂取による影響も発見できるので、その患者さんの身体に適した治療薬の処方にも役立ちます。

放射線科は常勤・非常勤合わせて5人の医者が24時間態勢で診療を行っています。患者数は1日平均200人ほどです。東部で骨密度測定が行えるのは弊院のみ、また、64列マルチスライスCTスキャンを導入している病院も東部では少なく、導入直後から外来患者数が大幅に増加しました。

——ありがとうございました

90 Srirachanakorn 3 Rd., Sriracha, Chonburi 20110
電話: 038-770-200 内線2145-6
ファクス: 038-770-213
E-mail : sornsupha@hotmail.com
《newsclip》


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