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パイサーン・ワチャーティマーン医師(55)

2008年9月21日(日) 01時00分(タイ時間)
Dr. Paisan Vachatimanont

 マヒドン大学卒。バムルンラート国際病院脳神経科部長。使用言語はタイ語、英語、中国語(潮州語)。

——脳神経科を訪れる患者さんはどんな症状が多いのでしょうか

 頭痛が半数を占めています。入院される患者さんで最も多いのは身体のマヒが原因です。

 頭痛の原因は生活環境から生じるストレスなど様々ですが、激しい頭痛が4、5日間続く場合は注意が必要です。決して放置せず、一刻も早く医師の診察を受けましょう。放置して悪化すれば、顔面や手足にしびれやマヒ症状が現れことがあります。これらの症状は脳の障害によるもので、やがて死に至ることもあります。

 弊院が特に皆様にご理解いただきたい脳の病気があります。それは出血性脳卒中(Hemorrhagic Stroke)と虚血性脳卒中(Ischemic Stroke)です。ご自身に当てはまる症状がないかを確かめ、脳卒中が起きる可能性が高い方は検査を受けることをお勧めします。

——それぞれの病気の特徴はなんでしょうか

 出血性脳卒中は、文字通り、脳の血管が破裂して出血します。出血が多いと回復が難しくなるため、死亡率が極めて高い病気です。

 出血性脳卒中で最も危険な因子は高血圧です。高血圧は家族性遺伝があるため、家系に高血圧の病歴がある人は生活面で充分な注意が必要です。35歳からは健康診断を1年に1回以上受けましょう。血圧の上昇が診断結果にみられれば、医師から高血圧を予防する日常生活上のアドバイスができるからです。高血圧になってしまったら降圧剤療法で血圧をコントロールするしかありません。完全な治療薬はないのです。

——高血圧を治療しないとどうなるのでしょうか

 脳卒中など血管系統の病気に罹る確率が高くなります。脳内血管が破裂すると、脳細胞はダメージを受けます。

 高血圧の人は普段から禁酒、禁煙、肥満予防(減量)が必須です。また、野菜や果物を積極的に摂り、塩分・油分を控え、よく運動するようにしましょう。

——虚血性脳卒中についてお聞かせ下さい

 個人の生活習慣に危険因子を持つ病気です。発症の可能性があるのは35歳以上で、糖尿病・高脂血症・高血圧症を患っている人、飲酒・喫煙の習慣がある人です。中でも危険因子のトップは喫煙です。虚血性脳卒中の特徴は頭痛や吐き気などの症状はありませんが、半身にしびれが起きます。治療法は、発作が起きてから3時間以内なら血栓溶解薬を注入します。治療開始がそれよりも遅れたら、この薬は逆効果となるため使用できません。

 健康管理に健康診断は欠かせません。35歳以上の皆さんは毎年受診されることをお勧めします。弊院が皆様の健康をお守りします。

 弊院脳神経科には15人の医師が在籍しています。診察時間は毎日8時から18時までですが、時間外でも24時間態勢の救急病棟が対応します。

 ご相談、お問い合わせはinfojapan@bumrungrad.com、又は、0-2667-1501まで、日本語でお寄せください。

——ありがとうございました

33 Sukhumvit 3, Bangkok 10110 Thailand
Tel: 0-2667-2884(外来), 0-2667-1555, 0-2667-1501 (日本語予約), 0-2667-2999(救急)
E-mail: infojapan@bumrungrad.com
URL: www.bumrungrad.com
《newsclip》


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