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真空成型・圧空成型 YUEN YONG ENTERPRISES

2008年10月13日(月) 01時20分(タイ時間)
——タイ進出の経緯についてお聞かせください

 元々台湾で金型部品などに使用する鉄鋼原材料を取り扱っていましたが、20年ほど前に市場規模が小さく将来的な拡大が見込まれたタイの真空成型に注目、1989年に弊社設立となりました。真空成型機1台、10人足らずの従業員で起業しましたが、現在は真空成型機10台、従業員70人まで増えました。

——台湾企業のタイ進出は多いのでしょうか?

 弊社設立のころは600社ほど進出していたはずですが、昨今の中国・ベトナムへの進出ブームで、タイ国内の台湾企業の多くが移転、現在では400社ほどではないでしょうか。弊社はタイ進出の台湾企業として、すっかり古参となってしまいました。

——御社の製造拠点は?

 当初はバンコク都内バンナー地区に小さな作業場を構えていましたが、手狭になったために東郊のサムットプラカン県バンプーに工場を建設して移転。さらに同県内に新たな工場を増設し、現在2拠点となっています。バンコクから30キロとさほど遠くなく、工業団地が多いタイ東部へのアクセスが良好なロケーションと判断しています。

——どのような製品を作られていますか?

 真空成型と圧空成型による、プラスチック製品です。タマゴパックや弁当箱などの食品包装パック、自動車部品や電子機器部品など工業製品のトレー、乾電池のような後部に台紙を貼って製品が見えるようにして包装するブリスターパック、ほかクリアケース、商品ディスプレー用ケースなどを製造しています。割合的には、食品用包装パック50—60%、工業製品用30%、ブリスターパック10%です。

——御社製品の特徴といったものは?

 真空成型とは、原材料となるシート状の樹脂と金型の間に真空状態を作り、樹脂を金型に吸い付かせる製造方法です。圧空成型は逆に、上から空気でシート状の樹脂を金型に押し付けます。いずれも射出成型と比較して、時間がかからずコストも抑えられるメリットがあります。また、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)と5種類の樹脂を取り扱っており、さまざまな業界の製品に対応しています。特にタイでは、食品用なら食品用しか製造しないといった同業他社が多いため、幅広く対応できる点に強みを感じています。

——顧客状況は?

 国内と海外を合わせて200—300社ほどです。国内は食品最大手のCPグループを筆頭に、日系食品メーカーにも納入しています。輸出はほとんどがマレーシア、シンガポールです。

——今後の事業展開について

 生産ラインの合理化です。現在、成型、裁断、包装に分かれていますが、年内をメドに新規設備を導入、オールインワンの作業に切り替えます。合理化により、生産率を40%引き上げる計画です。「ムダ」をなくし、余力を品質に反映させ、日系企業の皆様により良い製品をご提供できればとがんばっております。

——売り上げ目標は?

 今年は原油高による原材料の高騰、人件費の上昇、設備導入や生産ラインの切り替えなどで、落ち込みを見込んでいますが、来年以降、右肩上がりの売り上げを目指します。

——ありがとうございました

YUEN YONG ENTERPRISES CO., LTD.
本社:194 Soi Bangna-Trad 27, Bangna, Bangkok 10260
工場:889 Moo 6 SME Bangpoo, Samutprakarn 10280
電話:0-2323-9072?6
ファクス:0-2323-1268, 9077
Eメール:mikek@yuenyong.com
(いずれもマイクまで日本語)
《newsclip》


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