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クリッサダー・ポジャナスワンチャイ医師

2008年11月22日(土) 17時50分(タイ時間)
整形外科

Krisada Pojanasuwanchai, M.D. Board of General Surgery

 タイのマヒドン大学医学部(シリラート病院)卒。その後、東部チョンブリ中央病院で整形外科一般を修める。

——設備をご紹介いただけますか?

 最先端の内視鏡を使った検査や手術を行っています。内視鏡とは手術器具を備えた医療用ファイバースコープで、口や肛門から挿入し胃や腸の検査と手術を行います。高精度の画像を得ることが出来るため、腫瘍の切除や標本検査のための組織採取が可能です。

 腹腔内には腹腔用の内視鏡(腹腔鏡)を使います。腹部に小さな穴を開け、そこから腹腔鏡を挿入、患者の腹腔内にガスを送り込み、手術しやすいよう膨らませます。手術はカメラが捉えた画像をモニターで確認しながら行います。1度の手術で開ける穴は3、4カ所。腹腔鏡手術は開腹手術に比べ傷が小さいので、身体への負担が少なく術後の回復が早いのが特長です。開腹手術よりも早く日常生活を取り戻すことが出来ます。

 現在、内視鏡は大腸、副腎腺、胆のう、盲腸など様々な臓器の治療に用いられています。弊院は常に最新技術に対応しており、今年初めに高解像度の機種を導入したばかりです。細部までより正確な画像を得られるようになり、手術の安全性が向上しました。

 弊院で行った腹腔鏡手術の大半は胆のう結石症と胆のう炎です。

——なぜ胆のうの病気が多いのでしょうか。

 胆のう結石症(胆石症)の危険因子は肥満(高脂肪食)、妊娠、ピル(ダイエットピルや経口避妊薬などのホルモン剤)、過激なダイエットという、日常生活の様々な要因が関係しているからでしょう。胆石は胆汁の成分のバランスが崩れて出来るコレステロールの結石です。コレステロールの摂取量が多いと胆のうの働きが弱まり、コレステロール濃度の高い胆汁が結石を作ってしまうのです。妊娠やダイエットピルなどによるエストロゲンの過剰分泌により胆汁内のコレステロールが増え結石ができることもあります。中性脂肪の高い糖尿病患者や、赤血球の形態異常により赤血球が通常より壊れやすい人も胆石症にかかりやすいようです。

 胆石症は男性よりも40歳以上の女性に多く見られる病気です。胆石が胆管をふさぎ胆汁の流れをせき止めてしまうと、目や皮膚が黄色になる黄疸や胆のう炎、膵炎(すいえん)を引き起こします。

——「胆石は痛い」という印象がありますが、どんな症状がありますか

脂肪の多い食事を摂ったあとで起こる右脇腹など腹部の痛みや、鼓腸や消化不良など消化器不全、そして発熱です。胆のうの入り口を胆石が塞いでしまうと疼痛(とうつう)が、胆管に詰まると黄疸が生じ濃い色の尿が出ることもあります。胆石が出来ていても無症状の人もいますが、症状はいつ始まるともいえません。胆石と胆のうガンの関連性も認められています。

——予防策はありますか?

 動物性脂肪の多い食事を避ける、ココナツミルクの摂取を控える、そして肥満にならないよう体重のコントロールを心がけることです。

 かつて胆のう手術といえば開腹手術のことでした。傷は8—10センチで、術後は4、5日の入院と2、3週間の自宅療養が必要でした。現在主流となっている腹腔鏡手術なら、傷は穴1つ当たり0.5—1センチと低侵襲のため、入院は1、2日、その後の自宅療養も1、2週間と早期の社会復帰が望めます。

 弊院は内視鏡手術分野で豊富な実績を誇っています。整形外科は4人の医師が常駐し、夜間の救急医療体制も整っています。該当する症状があったり、ご質問があればお早めにご相談ください。

——ありがとうございました

Phyathai Sriracha General Hospital
住所: 90 Srirachanakorn 3 Rd., Sriracha, Chonburi 20110 Thailand.
電話: (038) 770-200-8
救急: (038) 770-218
整形外科外来時間: 8:00-20:00
ファクス: (038) 770-213
URL: http://www.phyathai-sriracha.com
《newsclip》


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