RSS

タクシン氏の問題発言、タイ当局が調査へ

2009年4月28日(火) 14時37分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相が英フィナンシャルタイムズ紙に対し、タクシン政権(2001—2006年)を追放した2006年9月のクーデターについて、プミポン国王がプレム枢密院議長、スラユット枢密顧問官らから事前に説明を受けていたと話したことについて、タイ当局は「発言内容は事実無根」で不敬罪に抵触する可能性があるとして、調査を乗り出した。

 タクシン政権には1970年代に軍事政権の弾圧を受けた元学生活動家が多く入閣し、政権内部で立憲君主制から共和制への政体変更が検討されたという報道があった。タクシン氏はこうした報道を否定し、王室への忠誠をプレム議長らに誤解されたのがクーデターの発端と主張している。

 プミポン国王は1927年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。34年から52年まで主にスイスに滞在し、同国のローザンヌ大学で政治学、法学などを学んだ。兄王の不慮の死を受け、46年にラタナコーシン王朝の9代目の王に即位。衰微していた王室を60年に及ぶ治世で建て直し、国民に圧倒的な影響力を持つ。米経済誌フォーブスが昨年まとめた世界の王族資産番付によると、資産総額は350億ドル(約3.8兆円)。タイの2008年の名目国内総生産(GDP)は2700億ドル。
《newsclip》


新着PR情報