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タイ、3年連続でブラックリスト 米知的財産侵害報告

2009年5月1日(金) 15時00分(タイ時間)
【タイ】米通商代表部(USTR)が4月30日に発表した包括通商法スペシャル301条(知的財産権侵害国の特定・制裁)の2009年度年次報告で、タイは3年連続して、知的財産権の保護が不十分な「優先監視国」に指定された。「優先監視国」はタイ以外に、中国、ロシア、インド、インドネシア、パキスタン、イスラエルなど12カ国で、今年はカナダが初めて指定された。

 USTRはタイについて、偽造品や海賊版ソフトがまん延し、改善がみられないと指摘。タイ国内の偽造品、海賊版ソフトの主な販売場所として、バンコク都内のパンティッププラザ、MBKセンター、クロントム、パッポン通り、スクムビット通りを挙げた。

 タイ政府が欧米製薬会社のエイズ薬などに対し強制実施権(国が公益上の必要性などから特許権の実施を第3者に付与する権限)を発動したことにも触れ、「特許システムは命を救う医薬品の開発を促進する」として、発動に釘を刺した。
《newsclip》