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日本人の父を探して、今度はチェンマイのタイ女性

2009年5月20日(水) 13時00分(タイ時間)
【タイ】タイ北部ピジット県で暮らす少年、サトウ・ケイゴ君(9)による日本人の父親探しが大きな話題となったタイで、今度は北部チェンマイ県在住の女性、ナルミ・ハマダさん(18)が日本人の父親、リュウジさんを探して欲しいと名乗り出た。

 タイ国営テレビ局チャンネル9などによると、ナルミさんと母親のサーンワンさん(44)は20日、チェンマイで記者会見し、ナルミさんを抱いたリュウジさんの写真を公開。十数年前から音信不通になっているリュウジさんに再会したいとして、メディアに助力を求めた。

 サーンワンさんによると、20年前、タイ北部ラムプン県の工場で働いていた際に、同じ工業団地内の企業の駐在員だったリュウジさんと知り合い同居を始め、その後数年間千葉県で暮らした。妊娠を機にタイに帰国し、ナルミさんを出産。リュウジさんはその後2、3度、タイを訪れ、ナルミさんが5歳になるまで毎月2万バーツを仕送りしてきたという。

 これまでにも何度かリュウジさんに連絡を取ろうと試みたが、リュウジさんの広島の実家も引っ越し、手がかりがなくなっていた。そこへケイゴ君がタイと日本の政府、メディアなどの助力で父親を探し当てたことを知り、メディアに協力を求めることにしたという。

 一方、ケイゴ君は22日にバンコクの在タイ日本大使館で父親と電話することが決まったもようだ。ケイゴ君は今年4月に母親が病死し、おばと寝たきりの祖父との3人暮らし。ピジット県内の寺の前で観光客に父親の写真を見せ、消息を知らないか尋ねていたところ、地元のメディアに取り上げられた。これを機にケイゴ君フィーバーとも言える報道ラッシュが起こり、両国の外務省も動いて、父親を探し出した。

 ケイゴ君の境遇にはタイのシリキット王妃も関心を示し、事情を知りながら何の助力も行わなかったとして、ピジット県の社会開発・福祉所長が左遷処分を受けた。
《newsclip》


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