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〈インタビュー〉ホテル予約 旅ランド

2009年6月1日(月) 12時43分(タイ時間)

旅ランド (A-Z INFORMATION CO., LTD.)
野地 徳行 氏 (Manager)

写真:水町亮介社長(右から3人目)、野地徳行氏(右端)


——輸出入業からホテル予約サイト運営まで、幅広く事業を展開されているようですが?

 弊社は1999年設立、機械、衣料、雑貨などの輸出入から始まりました。その後、楽天に代表されるようなネットショップの普及を受け、これまでの輸出入業の経験を活かして、06年よりネットショップを開設。製造から販売まで、一括で手掛けてきました。そのネットショップで、いわば余力で始めたホテル予約サイトが予想以上に当たり、07年より本格的に運営を開始。現在の「旅ランド」となりました。

 会社全体としては系列会社を含め、ホテル予約サイト運営のほか、輸出入業、雑貨販売、レストラン事業などを多角経営、そのほか子どもたちのコミュニティ「Kodomonity」の運営といった慈善事業なども行っています。社名の「A-Z」は、AからZまで何でもやろうという意味で付けたものです。

——サイトを見ると、タイ国内かなりのホテル数ですが?

 格安から高級まで1000軒を数えます。旅ランドの強みは、大手旅行代理店が網羅しないホテルを取り扱っている点です。大手ですと、快適さ、利便性、安全面を最優先するため、どうしても料金が高いホテルを紹介することになります。一方の旅ランドでは、1泊1000バーツ程度のホテルもリストアップしています。

 駐在員であっても、「週末ちょっとパタヤ」といった肩のこらない旅行を求めることがあります。そのようなときは、ホテルも気軽に予約ということになり、料金なりの設備が整っていれば、十分にご満足いただけるわけです。

 地方にはまた、1000バーツにも満たない、大手が取り扱えないようなホテルしかない場合があります。「出張で地方に行かなければならないが、ホテルが安すぎて予約できない」事態も発生するわけです。どの町でも取れる、1泊からでも取れる、さらに直前でも取れるのが、旅ランドです。

 日本人がめったに訪れない地方のホテルも取り扱っており、コーポレート料金を引き出しても結局はお客様を送れなかったというケースもあります。当然ホテルから叱咤激励を受けることになるのですが、それでもお客様が必要とするときにすぐにご案内できるようにしております。

——予約サイトでありながら、対面販売も行っているとのことですが?

 ネット事業が陥りやすい、お客様の顔さえ知らないネット上のみの取引はありえない、というのが弊社のスタンスです。サイトには住所も電話番号も掲載しています。店頭でもご予約をお受けしますし、ご自宅まで集金にもお伺いします。お客様にお会いしてこそ、汲み取れるニーズがあり、それをサイトに反映していかなければならないと思っています。

——日本からの予約も多いと思いますが?

 日本からの予約が9割を占めます。宿泊先はバンコクが圧倒的で、次に東部リゾートのパタヤ、そして北部チェンマイと南部リゾートのプーケット島が続きます。特にパタヤはスワンナプーム国際空港の開港で、バンコクに寄らずにパタヤに直行する旅行者が増えています。

 タイ在住の方の利用は、残り1割程度。今年のソンクラン(4月のタイ正月、水掛け祭り)では、南部リゾートのフアヒン、東部リゾートのサメット島、そしてパタヤが人気でした。不況の影響で、4月の辞令が直前まで出ない企業が多かったようです。辞令の内容が分かったときはソンクラン目の前、バンコクの近場ですぐに予約できるリゾートに集中する結果となりました。

——世界的な不況やタイの政情不安の影響は?

 「影響はない」と言ったらウソになりますが、見込んでいたほど伸びなかったという程度にとどまり、取り扱い数は減っていません。旅ランドのお客様はほとんどがリピーターで、タイという国を理解されています。不安な時期を避けてタイミングをちょっとずらすことはあっても、キャンセルには至らないようです。昨年11—12月に起きた空港封鎖騒ぎでも、時期をずらして来タイされたお客様がかなりいらっしゃいました。

 ホテル予約はシンプルな仕事です。その分、質を落とさずに続けていれば、お客様はいつでも利用してくださると思っています。

——事業拡張など今後の計画は?

 取扱数1000軒ということで、タイ国内のホテルは網羅したのではないかと判断しています。レスポンスの早さも定評をいただいておりますが、料金はまだまだ下げることが可能です。取扱量をさらに増やし、より安い料金を引き出し、今後もより安く、より早く、ホテルをご紹介していく所存です。将来的には周辺諸国のホテルの予約も手掛けていければと思っています。

 また、予約という業務はホテルにとどまりません。タイならエステ、スパ、ゴルフといった予約の需要があります。さまざまな予約サービスを提供できるよう、がんばっていきます。

——ありがとうございました

住所:253 Asoke 24th Fl., Sukhumvit Soi 21, Klongtoey-Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話:0-2260-4363 ファクス:0-2664-3013
Eメール:info@thabiland.com
ウェブサイト:www.thabiland.com
《newsclip》


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