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タイの大手飲料2財閥、フェラーリを輸入販売

2009年6月16日(火) 23時45分(タイ時間)
【タイ】シンハビールを製造販売するブンロート・ブルワリーの創業者オーナー、ピロムパクディー家と、ドリンク剤レッドブルの創業者オーナー、ユーウィタヤー家は共同出資でイタリアの高級スポーツカー、フェラーリの輸入販売に乗り出す。

 フェラーリはこれまでフェルマ・モータースポーツ社がタイ国内での販売を請け負っていたが、経済不況で契約が途切れ、1年以上代理店不在の状態が続いていた。
 ユーウィタヤー家のチャリアオ氏が51%、ピロムパクディー家のウター氏(ブンロート・ブルワリー副会長)が49%で計1億バーツを出資、フェラーリの輸入販売会社カヴァリノ・モーターズを設立する。両家一族らが経営幹部に就任し、6月末から営業を開始。初年度は販売目標を特に設定せず、傘下のカヴァリノ・サービス社によるアフターサービスを充実させて、国内に300人いるとされるフェラーリオーナーの信頼獲得とブランドイメージの浸透に力を注ぐ。

 ショールームとサービスセンターはペッブリ通りに設置。ショールームは当面バンコク1店舗にしぼり、アクセサリーやブランド商品のショップをショッピングセンターなどに展開する計画だ。
 フェラーリ・カリフォルニア(2190万バーツ—)、430スクーデリア(2700万バーツ—)、特別限定車のスクーデリア・スパイダー16M (2890万バーツ—)など高級車種の注文を受け付けるが、納車には4—6カ月を要するという。

 タイでは高級スポーツカーに高関税が課されている。同社はこの関税を100%程度に抑え、1000万バーツ程度でフェラーリを販売できるよう政府への働きかけを強めていく方針だ。

 両家のフェラーリ販売参入は、ブンロート・ブルワリー副会長兼バンコク・グラス会長のウォラウット氏(35、写真)がカーレースを個人的な趣味としていたことがきっかけで実現したもので、本業である飲料ビジネスとの関連はないとしている。フェラーリの販売代理店には国内から約10社が申請していたが、潤沢な資金や具体的なマーケティングプランで厳しい条件をクリアしたカヴァリノ・モーターズが独占販売権を獲得した。
《newsclip》


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