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タイ航空、新社長に元エリート官僚

2009年6月18日(木) 14時19分(タイ時間)
【タイ】タイ国際航空は18日の取締役会で、昨年末に辞任したアピナン前社長の後任にピヤサワット・アマラナン氏(55)を選出した。ピヤサワット氏はエリート官僚だったがタクシン政権当時の2003年に退官、大手銀行カシコンバンク系の資産管理会社に転じ、2006年のクーデターで発足したスラユット内閣でエネルギー相を務めた。今後報酬など雇用条件に関する契約を交わし、正式に就任する。

 同日の取締役会は370億バーツの借入計画も承認した。このうち230億バーツは国内金融機関からの借り入れで、借入額はタイ政府貯蓄銀行(GSB)、タイ王室系サイアム・コマーシャル銀行(SCB)、カシコンバンクからが各50億バーツ、バンコク銀行(BBL)からが80億バーツ、金利は平均で年5—5・5%。タイ航空は昨年、燃料価格の高騰や為替差損などで214億バーツの最終赤字を出し、手元資金が不足する見通しとなったことから、政府に支援を求めていた。今年1—3月期は燃料コストの低下や為替差益などで78.7億バーツの最終利益を計上。3月末時点の負債総額は2066億バーツ。

1953年生まれ。英オックスフォード大学数学科卒(首席)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス経済学博士。タイエネルギー省に入省し、1994—2000年、2001—2002年に国家エネルギー政策委員会事務局長を務めた。首相府広報局長、首相府副次官などを経て、2003年に退官し、大手商業銀行カシコンバンクの資産運用会社カシコン・アセット・マネジメントの会長に就任。2006—2007年のスラユット内閣でエネルギー相。
《newsclip》


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