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タイの通信衛星、日本の離島小学校にブロードバンドサービス

2009年6月19日(金) 11時29分(タイ時間)
【日本】ブロードバンド(高速大容量通信)通信衛星IPSTAR(タイコム4)を使った通信事業をアジア太平洋地域で展開するIPSTAR(東京都渋谷区)は19日、山形県酒田市沖の飛島にある酒田市立飛島小学校向けに、IPSTAR衛星を使ったブロードバンドサービスを開始した。同社によると、初等中等教育機関への実用目的での衛星ブロードバンドサービスの提供は日本で初めて。

 当初提供するサービスは最大通信速度1Mbps/512Kbpsのインターネット接続サービスで、生徒向けの情報教育だけでなく、教育委員会など外部との情報のやり取りにも利用される。本土から約40キロの離島という地理的条件から、災害などで地上系通信設備が障害を受けた場合の代替通信手段にもなる。

 IPSTAR衛星は2005年8月に打ち上げられた世界最大のブロードバンド通信専用衛星(最大通信容量45Gbps、重量6・5トン)。IPSTARはタイの通信衛星会社タイコムの日本子会社で、日本国内のこれまでブロードバンドサービスが利用できなかった地域向けに、4月から衛星ブロードバンドサービスを提供している。

IPSTARなど通信衛星4基を所有・運営。タイのタクシン元首相が創業し、2006年に親会社のシンごとシンガポール政府の投資会社テマセクに売却された。2008年決算は総売上高71・5億バーツ、最終赤字7・1億バーツ。
《newsclip》


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