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金型設計用CAD/CAM

2009年6月29日(月) 15時31分(タイ時間)

Computer Engineering Inc. Singapore
山崎 修司 氏 (Representative)

金型設計の職人技をデジタル化

金型設計・加工に特化したCAD/CAM

——御社およびグループの概略について

 弊社コンピュータエンジニアリング(株)(本社:北九州)は、金型設計・加工用CAD/CAMの開発から販売を手がけています。タイではEngineering Computer Services Thailand社と代理店契約を結び、1996年から販売とサポートを行っております。以前より、シンガポールに駐在員事務所を構え、韓国に合弁会社、台湾・中国に現地代理店を置いてきましたが、「アジアを中心としたグローバル展開」という会社方針に沿い、2008年から中国にも駐在員事務所を設けています。顧客数は日本国内で4000社、海外は1500社に達します。タイの顧客は約30社・60台で、業種的には自動車と家電が半々です。

——タイへの本格進出の時期について

 CAD/CAM分野での現地販売・サポートとしてのアセアン進出は、後発組です。特にタイは、代理店契約を結んで事業を開始した翌年に通貨危機に見舞われ、苦労しました。ただ、金型設計・加工に特化したCAD/CAMで見た場合、さきがけ的なアセアン進出です。日本国内でも、1万社といわれる金型メーカー市場でシェア3分の1を確保しており、業界トップクラスです。

——タイのCAD/CAM市場をどう見ますか?

 汎用CADといわれる一世代目のCAD/CAMはすでに行き渡っていると思います。ただ、金型設計は汎用CADで限界があり、普及はまだまだです。タイに限らず、アセアン域内は弊社にとって宝庫といえます。

——金型設計用CAD/CAMが特殊である理由は?

 金型を造ること自体、高度な知識と技術を必要とするからです。金型技術が最も進んでいるのは日本で、「金型文化」とも呼ばれます。一品一様の手作りで、経験と勘の職人技が求められます。それをデジタル化(数値化)して、CAD/CAMを駆使して設計、しかもその技術をタイ人に教えていくわけですから、難しくなります。

——御社製品の特徴は?

 まさに、その職人技をデジタル化した点で、しかも海外仕様(現地語対応)、海外サポートです。金型メーカーの駐在員の方々の悩みは、「金型文化のない国で、3—5年の駐在期間に、どれだけ金型造りを伝授させるか」です。固定電話を飛び越して携帯電話が普及したように、タイではドラフターを使わずいきなりCAD/CAM使用の設計です。そのような環境の中でも、日本と同じ職人技で精密な金型設計を可能とするのが、弊社のCAD/CAMです。

不況の今こそ検討時期

——不況が口にされていますが?

 タイの製造業は右肩上がりが長く続き、どのメーカーも受注に追いつくのが精一杯でした。このような時期に、新しい金型設計CAD/CAMを導入して設計手法を変えることは、非常に厳しい状況といえました。新しいCAD/CAMシステムを導入すると、設計者がそのシステムに慣れるまで、生産性が一旦落ちます。これまで納期に追われていた企業にとっては、システムを代えることが難しい状況でした。特に弊社にとって昨年は厳しい年でした。しかし今年は、「仕事にゆとりのある今こそシステムの見直しを」される企業が出てきており、弊社にとっては期待大です。波は低くなれば、次は必ず高くなります。多くの企業がそのときのために、問題点の洗い出し、システムの入れ替え、改善に着手しています。

——今後について

 これまでタイでの販売・サポートについては日本人1人+タイ現地代理店でしたが、今年より日本人を増員し2人となりました。1+1が2ではなく3にも4にもなるよう、がんばっていきたいと思っています。タイをはじめアセアン諸国を幅広くカバーでしていく所存です。

——売り上げについて

 2008年は海外全体で1億円、アセアン地域でその半分の5000万円を稼ぎ出しいています。今年はそれを上回りたいと思います。

——ありがとうございました

住所:947/69 Moo 12, 14th Fl., Thosapol Land Bldg., 4 Bangna-Trad Rd., K.M.3.2, Bangna, Bangkok 10260
Engineering Computer Services Thailand内
電話:0-2398-7641 ファクス:0-2398-7641 内線26
ウェブサイト:http://www.ecs-thailand.com/, http://sp.newsclip.be/sp/ecs/
タイ国内問い合わせ:Mr. Khunnawut S. Ratanakul
電話:081-753-1711 Eメール:khunnawut@ecs-thailand.com
日本語問い合わせ:山崎
電話:+65-9777-5918 Eメール:shuji@cei.co.jp
《newsclip》


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