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旭化成ケミカルズ、タイでアセトニトリル生産検討

2009年6月29日(月) 22時52分(タイ時間)
【タイ】旭化成ケミカルズは30日、タイでのアセトニトリルの事業化検討に関する覚書をタイ国営石油会社PTTなどと締結したと発表した。旭化成ケミカルズとPTT、丸紅の合弁会社であるPTTアサヒ・ケミカル(PTTAC)がタイで建設中のアクリロニトリル(AN)工場から副生する粗アセトニトリルを回収・精製してアセトニトリルを製造する計画。年産能力1・2万トン、工場建設地はPTTACの工場がある東部ラヨン県マプタプット工業団地を予定。年内に事業化を最終決定し、建設業者などと契約を締結、2011年後半の生産開始を目指す。

 アセトニトリルは医薬用溶剤、分析用試薬、農薬などの分野で世界的に使われている製品で、特に医薬用溶剤分野では需要が多い。供給のほとんどがANの製造過程から副生する粗アセトニトリルの精製によってまかなわれ、生産量がAN製造設備の能力や稼働率に左右されることから、需要に対し供給が追いつかない状況が続いている。旭化成ケミカルズは川崎製造所内に年産1・4万トンのアセトニトリル生産設備を保有している。

〈PTTアサヒ・ケミカル〉
登録資本金124億バーツ(約400億円)で、旭化成ケミカルズとPTTが各48・5%、丸紅が3%出資。年産能力はAN20万トン、メチルメタクリレート(MMA)7万トンなどで、2010年末に生産を始める予定。総投資額は約7・5億ドル。
《newsclip》


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