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タイ副首相が議員辞職、株違憲所有疑惑で

2009年7月17日(金) 14時34分(タイ時間)
【タイ】株式所有規定違反で下院議員を失職する可能性が強まっていたタイのステープ副首相が17日、議員辞職を発表した。閣僚辞任はしない。先手を打って議員辞職し、問題が大きくなることを避けようとしたとみられている。

 タイ選挙委員会は16日、政府から事業権を得ている企業やマスコミの株式を閣僚、国会議員が保有することを禁じた憲法規定に違反したとして、ステープ氏ら政権与党民主党の下院議員13人の議員資格取り消しを憲法裁判所に申請すると発表した。憲法裁の最終判断は数カ月先とみられる。

 与野党の下院(定数480)議席は6月末時点で民主党173など与党が270前後、タクシン元首相派のプアタイ党187など野党が200前後で、与党は13人全員が失職しても過半数を維持できる見通しだ。ただ、選挙委は同規定違反で与野党の議員数十人を調査中とみられ、議員の大量失職とそれに伴う補選で、政権基盤が揺らぐ可能性がある。

〈ステープ・トゥアクスバン〉
1949年生まれ。米ミドルテネシー州立大学政治学修士。下院当選10回。農相(1986—1988 年、1992—1994年)、運輸通信相(1997—2000)などを歴任。2005年から民主党幹事長。豪腕型の実力者で、昨年12月の政変ではタクシン派与党陣営の切り崩しに成功し、アピシット政権発足の立役者となった。1995年に当時のチュワン民主党政権が崩壊したのは土地改革をめぐるステープ氏の汚職疑惑が原因のひとつ。
《newsclip》


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