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鉄道スワンナプーム空港線、12月も開業できず?

2009年7月30日(木) 08時02分(タイ時間)
【タイ】ソーポン運輸相は29日、スワンナプーム国際空港とバンコク都内を結ぶ鉄道空港線(エアポートリンク)の運行開始が現在予定している12月5日(プミポン国王誕生日)より遅れるという見通しを明らかにした。政府はタイ国鉄(SRT)の子会社に同路線の運行を任せる予定だったが、SRTの労組が民営化につながるとして反対し、計画が暗礁に乗り上げた。SRT労組につながる反タクシン元首相派団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」の関係者らはSRT子会社の設立を決めた閣議決定を無効とする訴えを行政裁判所に起こしている。

 SRTは運賃を低く抑える政策で慢性赤字で、2008年末時点の負債総額は740億バーツ(1バーツ=約2・8円)に上る。資金不足で設備が老朽化している上、労組が政争に絡んで度々山猫ストを起こすなど、経営、組織に問題を抱えている。

 エアポートリンクは2007年8月完工の予定だったが、高架支柱のひび割れや土地収用の遅れなどで工事が大幅に遅れている。総延長は28キロ。普通電車と空港への特急があり、特急はバンコク都内マカサン駅と空港間の25・7キロをノンストップで約15分で結ぶ。使用する車両は独シーメンス製のデジロUKで、最高時速はタイの列車で最速の160キロ。
《newsclip》


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