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タイ・アピシット政権の通信簿、10点満点で6・39点

2009年8月1日(土) 15時19分(タイ時間)
【タイ】タイの国立ラーチャパット大学スアンドゥシット校が7月後半にタイ全国で行った世論調査(回答者1万3754人)で、アピシット政権への評価は10点満点で6・39点だった。15年間の学費無料化、高齢者手当て、2000バーツの定額給付金などが支持された一方、経済政策への評価が低かった。

 地域別にみると、ナコンシータマラート県(8・04点)、スラタニ県(7・82点)など与党民主党の地盤である南部で高く、民主党と対立するタクシン元首相派が強い北部、東北部ではチェンマイ県5・39点、シーサケート県5・56点などと低迷した。バンコクは6・05点だった。

 アピシット首相の点数は「やる気」7・38点、「実績」6・37点と、職務に真剣に取り組んでいるものの実績は今一つという評価だった。内閣全体は「やる気」6・30点、「実績」5・94点だった。

 アピシット政権は昨年12月、タクシン元首相派政権の与党が憲法裁判所により解党され政権が崩壊した際に、当時野党だった民主党にタクシン派の一部が合流し発足した。

〈アピシット・ウェーチャチーワ〉
1964年8月、英ニューカッスル生まれ。英イートン校からオックスフォード大学に進み、哲学、政治学、経済学の学位を取得。タイ人で2人目の首席だったという。同大学で経済学修士号を取得後、タイのタマサート大学講師を経て政界入りし、1992年から下院連続当選。1995—1997年民主党報道官、1997—2001年首相府相(投資委員会など担当)、2005年から民主党党首。2008年末の政変で首相に就任。タイのチュラロンコン大学数学講師のピムペン夫人との間に1男1女。ニックネームは「マーク」。イートン校時代からロック好きで、好きなバンドはイーグルスからオアシスまで幅広い。両親はともに医者で、父親は副保健相を務めた。姉は医師、妹は2006年度東南アジア文学賞を受賞した作家。いとこの1人はタクシン政権(2001—2006)で閣僚を務めた。アピシットはタイ語で「特権」。
《newsclip》


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