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ミシュラン星付きレストランで修行 タイ料理「Bolan」  

2009年8月8日(土) 14時12分(タイ時間)

 ロンドンにあるミシュラン星付きタイ料理レストランで働いていたシェフ夫妻が厨房を仕切る、話題のタイ料理レストラン「Bolan」。なかなか予約が入らなかったのですが、とある週末に行ってきました。

 店はスクムビット・ソイ26か ら1本入ったところにある一軒家。内装は今ひとつ完成度が低い感じです。サービスはまだこなれていないようで、その辺のレストランのレベル。オーナーサイ ドも状況を分かっていて、同じ時間帯では店のキャパシティーの半分ぐらいしか予約を受けつけていないようでした。人気は高く、午後9時、10時になっても続々とお客さんが入ってきます。客の6割以上は西洋人で、残りがタイ人富裕層です。

 メニューはアラカルトとディナーセット。アラカルトは品数があまりなく、トムヤムクンなど定番料理がことごとく外されています。シェフのディナーセットは1人1500バーツ(税サ別)と、タイでは超強気の値段設定です。あれこれ考えましたが、セットメニューを頼む場合はテーブル全員で頼む必要ありとのことで、エイヤとセットメニューを注文しました。

 これがすごいボリュームです。初めに食前酒プレート、前菜5種(パイナップル、レモングラスのヤム、カオタン(雷おこし)、豚トロあぶり焼きのアレンジ、カイ・ルーククーイ(揚げ卵とひき肉))と、ここまでは順調でした。食べる順番の指定があったりするのも、本格的っぽくて楽しかったりしました。

 が、メイン5種 がどどーんと出てきたところで、予感が確信に。このレストラン、基本的に欧米人をターゲットにしているようで、分量が半端じゃないです。焼きナスサラダ、 ゲーンクア(ココナッツ風味のカレー)、サーブされた料理は、どれもタイ料理に西洋風のアレンジが効いたもの。例えば、焼きナスのサラダ(ヤム・マクア ヤーオ)は、グリル海老の、焼きナスサラダ&半熟卵添え、といった雰囲気にアレンジされていました。程よく焼かれた海老をほおばりながら、つけ合わせにヤ ムをパクリ。美味しいけど、これってタイ料理? 

 この辺りで胃袋はもう限界突破。目が回って何がなんだかわかりません。そこからプレデザートが来て、デザートが来て、やっと終了。最後のほうは記憶がありません… 

 味は欧米料理にタイ料理の皮を かぶせたような感じでした。まあ、欧米人の舌は基本的に保守的ですから、ロンドンでタイ料理を食べてもらおうとしたら、こうするしかないでしょうね。それ 自体は別にいいのですが、肝心の味が次のレベルに達していない。加えて、サービスは素人くさく、内装などが全体的に雑。この店の料理に一番合うというワイ ンを出してもらいましたが、はっきり言って合ってませんでした。

 なかなかみつからない、バンコクのタイ料理ならココッ!という店を求めてきたのですが、今回もやはりダメというのが正直な感想です。(ギ)
《newsclip》

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