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タイ枢密院議長が89歳に、内閣も総出で祝賀

2009年8月25日(火) 15時06分(タイ時間)
【タイ】アピシット首相と閣僚一同は25日、26日に89歳の誕生日を迎えるプレム枢密院議長の自宅を訪れ、祝辞を述べた。プミポン国王の側近で国内に隠然たる影響力を持つプレム議長宅を内閣が訪問したことで、政府が枢密院に「お伺い」を立てながら行政を進めるという、保守派にとって望ましい政治体制が演出された形だ。

 プレム議長の誕生日前には例年、軍・警察の現役の最高幹部が祝賀に訪れ、議長を通じ、国王への忠誠を示す。今年もプラウィット国防相(元陸軍司令官)以下3軍の司令官と警察長官、国防次官らが議長宅を詣(もう)でた。

 一方、2006年のクーデターで追放されたタクシン元首相は首相在任中、政府による行政機構、軍の完全掌握を図り、政権末期にはプレム議長と激しく対立。クーデター後は議長を「クーデターの黒幕」「スーパーパワー」などと呼び、「二重政権状態を作り出した」と批判した。

〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。1978—1980年陸軍司令官。1980—1988年首相。プミポン国王の信頼があつく、1988年の首相退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。1998年から枢密院議長。
《newsclip》


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