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タイ王室批判の女性、不敬罪で懲役18年

2009年8月29日(土) 16時55分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、タクシン元首相派の集会でプミポン国王を批判したとして、タイ人女性(51)が不敬罪に問われた裁判で、タイ刑事裁判所は28日、被告に懲役18年の実刑判決を言い渡した。不敬罪の最高刑は懲役15年だが、女性は計3件の違法行為で1件6年の懲役を科された。

 被告は囚人服、マスク姿で出廷。判決後も落ち着いた様子で、裁判所に集まった支持者約30人にVサインを見せた。タイでは殺人容疑でも保釈されるケースが多いが、女性は昨年7月に逮捕されて以来、保釈を認められていない。

 不敬罪はタクシン派と反タクシン派の抗争が深まる中、適用が増えている。今年4月にはウェブサイトに王室を侮辱する画像を掲載したとして不敬罪とコンピュータ関連犯罪法違反に問われたタイ人男性が懲役10年の判決を受けた。外国人に不敬罪が適用されたケースでは、国王のポスターに黒ペンキをスプレーしたスイス人男性が2007年に懲役10年、著書で王室を批判したとされたオーストラリア人男性が今年1月に懲役3年の実刑判決を受けた。2人は数カ月服役後、恩赦で出獄、帰国している。
《newsclip》


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