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タイ国営ラジオにタクシン氏出演

2009年9月7日(月) 18時20分(タイ時間)
【タイ】タイの国営ラジオ局が6日、タイ政府と敵対するタクシン元首相のインタビューを放送し、政府が調査に乗り出した。サーティット首相府相は「タクシン氏は犯罪者」で「(タイ国王の諮問機関である)枢密院や司法制度を批判するなど国家に悪影響を与える」として、国営メディアによる同氏へのインタビューを禁じる考えを示した。タクシン氏はこれに対し、「ツイッター」と呼ばれるインターネットの投稿サイトで「報道の自由はどこにある?」と政府の対応を批判した。

 タクシン氏はラジオインタビューで、英サッカー、イングランド・プレミアリーグのクラブ、マンチェスター・シティを昨年売却した金でアフリカのダイヤモンド鉱山に出資したことを明らかにしたほか、同氏の入国禁止や身柄引き渡しを求めるタイ政府の要望について、「どこの国も真に受けていない。入国を止められたことはない」と主張。アピシット首相ら政府首脳に対し、同氏との対話に応じるよう呼びかけた。

 タクシン氏は2001年と2005年の総選挙で大勝を収め首相を務めたが、2006年の軍事クーデターで失脚。国外滞在中の昨年10月、首相在任中に当時の妻が国有地を購入したことを違法とされ懲役2年の実刑判決を受け、以来帰国していない。タクシン派は民政移管のため行われた2007年の総選挙で勝利し政権に復帰したが、2008年12月、選挙違反で政党解党処分を受け、敵対するタイ民主党に政権を奪われた。
《newsclip》


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