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積水化学、タイでユニット住宅

2009年9月13日(日) 22時52分(タイ時間)
【タイ】積水化学工業は17日、タイ王室系素材大手サイアム・セメント(SCC)と合弁会社を設立し、タイでユニット住宅事業に参入すると発表した。タイ中部サラブリ県に住宅生産工場を設け、10月からバンコク首都圏で事業を開始する。販売目標は2010年100棟、2013年1000棟。

 合弁会社は年産能力約200棟の製造会社「セキスイSCGインダストリー」(資本金2億バーツ)と販社の「SCGセキスイセールス」(同1億バーツ)で、積水化学はそれぞれに51%と49%出資する。安定した受注確保のため、当初は大手ディベロッパーに絞った営業展開を行う。建物本体から内装仕上げまで一貫して手がけるほか、販売からアフターサービスまで行い、差別化を図る方針だ。

 積水化学によると、タイの住宅市場は年間着工戸数が30万—40万戸で推移し、9割が戸建住宅。一般的な住宅は鉄筋コンクリートにレンガやブロックを組み合わせる工法で、平均工期が12カ月と長い。雨漏りや壁のヒビ割れなどの問題が多く、断熱工法が普及していないため冷房効率も悪い。

〈サイアム・セメント(SCC)〉
1913年に国策セメント会社として発足した名門企業。従業員約2・9万人。筆頭株主はタイ王室財産管理局(出資比率30%)。主要事業は化学、セメント、紙、建材で、4—6月は最終利益が前年同期比5%減の68・4億バーツ、売上高が29%減の568・8億バーツだった。
《newsclip》


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