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バンコク映画祭で賄賂、米プロデューサー夫妻に有罪判決

2009年9月15日(火) 15時24分(タイ時間)
【タイ】米法務省は14日、タイ政府高官に贈賄したとして海外腐敗行為防止法および資金洗浄防止法違反に問われた米ハリウッドの映画プロデューサー、ジェラルド・グリーン被告(77)と妻のパトリシア・グリーン被告(52)が11日、米カリフォルニア州の連邦地裁陪審から有罪判決を受けたと発表した。量刑は12月に下る。

 起訴状によると、2人は2002年から2007年にかけ、タイの映画祭「バンコク・インターナショナル・フィルム・フェスティバル(BKKIFF)」の運営権などを獲得するため、当時のジュタマート・タイ観光庁(TAT)総裁の娘と友人名義のシンガポール、英国などにある銀行口座に約180万ドルを振り込み、見返りにTATなどから総額1350万ドルの契約を得た。

 ジュタマート氏は収賄を否定し、タイの司法当局もこれまでのところ本格的な捜査を見送っている。ジュタマート氏は総裁退任後の2007年、現連立与党のプアペンディン党から下院選に立候補したが、グリーン夫妻が逮捕されたことを受け、出馬を撤回した。

 BKKIFFは観光振興を名目に2003年に創設された。問題作を避ける傾向が強く、2007年にはカンヌ映画祭で審査員賞を受賞したアニメ映画「ペルセポリス」の上映をイラン政府の要請で中止。昨年はタイの児童売春、臓器売買を描いた「闇の子供たち」(阪本順治監督)を上映作品から外した。今年は9月24—30日に開催される。
《newsclip》


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