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タイ・クーデターから3年、タクシン元首相派が集会

2009年9月20日(日) 00時13分(タイ時間)
【タイ】タイのタクシン政権を追放した2006年の軍事クーデターから丸3年となる9月19日、タクシン元首相(60)の支持者約2万人がクーデターに抗議する集会をバンコクで開いた。タイ政府は集会場所を含む区域に国内安全保障法を発令して軍、警察を動員、厳戒態勢を敷いたが、集会は20日午前零時過ぎ、平和裏に散会した。

 タクシン派は当初、プミポン国王の側近で、同派がクーデターの黒幕として非難するプレム枢密院議長(89)宅へのデモ行進を予定していたが、議長が地方へ出かけ不在だったことから取り止めた。

 タクシン氏は集会に国際電話をかけ、クーデター当時、タクシン派与党が下院500議席中377議席を占めていたことなどを振り返り、「あれから3年経ったが、経済は、社会正義は、国民の生活はよくなったのか」と、クーデターと現政権を批判した。また、クーデターの際に戦車に車を体当たりさせ死亡したタクシー運転手の妻への寄付金を募った。

 タクシン氏は2001年と2005年の総選挙で大勝を収め首相を務めたが、2006年のクーデターで失脚。国外滞在中の昨年10月、首相在任中に当時の妻が国有地を購入したことを違法とされ懲役2年の実刑判決を受け、以来帰国していない。タクシン派は民政移管のため行われた2007年の総選挙で勝利し政権に復帰したが、2008年12月、選挙違反で政党解党処分を受け、敵対するタイ民主党に政権を奪われた。
《newsclip》


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