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カーボム・銃撃で3人死亡、負傷40人超 タイ深南部スンガイコーロク

2009年10月7日(水) 10時00分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、6日午後2時ごろ、マレーシアと国境を接するタイ深南部ナラティワート県スンガイコーロク市で自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、30人近くが負傷、近くのホテルや店が爆発と火災で大きな被害を受けた。車は地元の警察署から100メートルほどのところに駐車されていた。不審な車があるという通報を受け、警官が調べたが、爆発物が見つからなかったため放置し、その後爆発が起きた。

 同日午前12時50分ごろ、スンガイコーロク市内の食堂に数人の男が銃を乱射し、店内にいた男性警官と地元の女性、少年の計3人が死亡、13人が重軽傷を負った。犯人はバイクで逃走した。

 タイの治安当局はいずれもイスラム過激派の犯行とみている。

〈タイ深南部〉
ヤラー、ナラティワート、パタニー、ソンクラーのタイ深南部4県にはもともとイスラム教徒の小王国があったが、約100年前にタイに併合された。現在も住民の大半はマレー語方言を話すイスラム教徒で、タイ語、仏教が中心のタイでは異質な地域となっている。イスラム教徒住民の一部は断続的にタイからの独立運動を続け、2001年に武装テロを開始。以来、イスラム教徒、仏教徒の双方の住民、兵士、警官ら3000人以上が銃撃、爆破などで死亡した。イスラム教徒側の死者も多く、治安当局者による超法規的処刑、報復テロなども疑われている。深南部を担当するタイ陸軍第4管区はテロ活動に加わっているイスラム教徒住民の数を8000人程度と見積もっている。
《newsclip》


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