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タクシン派、民主記念塔で集会

2009年10月12日(月) 02時46分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相支持派は11日、バンコクの民主記念塔周辺で数千人規模の集会を開き、タイで初めて国民参加型で作られた1997年憲法の復活を目指す方針を打ち出した。反タクシン派の連立政権による改憲の動きを「解散総選挙を先送りするための時間稼ぎ」とみなして拒否し、アピシット内閣の退陣と解散総選挙を要求する。

 集会には国外逃亡中のタクシン氏もビデオ電話で登場した。タクシン派と警官隊の衝突はなかった。

 タイの現行憲法は2006年のクーデターでタクシン政権を追放した軍部が2007年に導入したもので、任命制上院議員の導入、党役員の選挙違反による政党解党など、伝統的な権力層による政治介入を容易にする仕組みが盛り込まれている。昨年12月に発足した連立政権は全上院議員を公選制に、下院の中選挙区を小選挙区に変更するなど、選挙制度を1997年憲法に近い形に戻し、連座制による政党解党も改める方針だが、任命制上院議員、反タクシン派などが反対していた。また、連立政権の中核であるタイ民主党は伝統的な権力層に近く、表向きは改憲を支持しているものの、改憲をちらつかせて解散総選挙を先送りすることが真の狙いという見方もある。
《newsclip》


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