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タイ国鉄のスト、21日に一部復旧

2009年10月22日(木) 10時00分(タイ時間)
【タイ】ストで16日から運休しているタイ国鉄(SRT)南部線は21日、ストに反対の運転士やSRTのOBらにより、22本中13本が運行された。「22日には全面復旧する」(ソーポン運輸相)見通しという。

 SRT労組は「機関車が老朽化し、乗客の安全が保証できない」と主張し、運転士多数が病欠する形で運行を止めた。労組への協力について、「運転士の意見は割れている」(SRT北部線の運転士)ため、ストはほぼ南部線に限られている。

 SRTは慢性赤字で設備の老朽化、人員不足が進み、バンコク—西部カンジャナブリ線では過去3カ月に5回、脱線事故が起きた。10月5日には南部トランからバンコクに向かっていた列車がバンコクの南約200キロのフアヒンで脱線・横転し、乗客7人が死亡、80人以上が負傷。SRTは運転士の居眠りが原因として、この運転士を懲戒解雇し、車掌、機関士らを減給処分にした。

 SRTでは中央での政争に絡んだストも頻発している。昨年8、9月には当時のタクシン派政権の退陣を求め首相府などを占拠した市民団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」と共闘し、10日以上にわたり百本以上を運休。今年6月には閣議で原則承認されたSRT再編計画の取り下げを求め、全国ストライキを実施した。
《newsclip》


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