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〈インタビュー〉 工具・機械輸入販売

2009年10月25日(日) 23時44分(タイ時間)

Cerathai Co., Ltd.
Managing Director Mr. Adisak Hemyoo


——御社概要をお聞かせください

 元々は1967年設立のファミリー会社から始まります。工具店の経営から機械販売へ、さらには工具・機械専門のコンサルティング業務や軍需品の製造販売など事業拡張を続け、1993年に京セラ製切削工具の販売代理店として、弊社を設立しました。

 グループ企業として、日本製、韓国製、ドイツ製などの工作機械や産業機器を輸入販売するアディコ・エンジニアリング&コンサルタント(1984)とユナイテッド・プレシジョン・テクノロジーがあります。

——御社の取り扱い製品は?

 京セラ製のインサートタイプ切削工具を中心に、岡崎精工製、フランスのSafety製、イスラエルのVargus製といった、各種工具を取り揃えています。ほか、韓国の現代製のCNC工作機械、この8月からはエンシュウ製の縦型マシニング・センターの取り扱いを始めました。

 特に京セラ製の切削工具に関しては、タイで最も古く、最も在庫を揃えた販売代理店であると自負しています。在庫に関しては、月当たりの売り上げの3倍に相当する数を確保しています。

——そのような在庫の拡充にいたった経緯は?

 1997年の金融危機の発生がきっかけです。多くの販売代理店が外国製品の輸入を見合わせる中、弊社は良い製品を安く仕入れる機会と判断、京セラからの協力的な価格提示を受けたこともあり、在庫の確保に努めました。

 切削工具というのは消耗品で、景気が悪いからといって交換しないわけにはいきません。不況のあおりで多少の落ち込みはあっても、いたって安定した市場です。実際に景気が回復に転じてからは注文が殺到、かなりの在庫を抱えていましたから即納も実現できました。昨年の空港封鎖のときも、品切れに悩むことはありませんでした。

——取り扱い製品が全て輸入製品ですが?

 弊社の顧客の70%が自動車関連メーカー、25%がHDDを中心とする電子機器関連メーカーで、ミクロンの世界の精密さを求めらる業界です。このようなニーズに応える世界水準の品質となると、日本や欧米諸国からの輸入という判断に至ります。

 例えば弊社取り扱いの京セラ製品は、ほとんど全てが日本製です。同社の中国製の工具は、京セラ・ブランドとして十分に通用する質の高さですが、品質のムラの無さではやはり日本製には敵わないようです。

——景気の動向をどう見ますか?

 世界的な不況、それに追い討ちをかける政情不安で、昨年から今年にかけて苦労の1年でした。政府もタイ経済の牽引となる自動車産業の回復に力を入れているようですが、3—4年過去に逆行してしまったことは否めないでしょう。ただこの数カ月で回復基調に転じたようで、より早い巻き返しに期待したいところです。

——事業拡張など今後について

 8月に会社を移転、建屋床面積をそれまでの350平方米から4000平方米に拡張し、5階建てビルを建てました。消耗品の工具を取り扱っているわけですから、求められる製品を常に揃えて即納していかなければ、顧客の生産ラインは止まってしまいます。今後も在庫確保と即納体制の維持を続けていきます。

 将来的には、CNC工作機械の運転者養成の「CNC機械工トレーニングスクール」といったものを開校できればと思っています。弊社の付加価値的なサービスとして、顧客を中心とするメーカーから生徒を募るなど、商売っ気のない事業展開を考えています。

 過去10年、倍増ペースの売り上げ増を記録してきました。今年は月ベースで3000万バーツ、今後もこの勢いを維持すべく努力します。

——ありがとうございました

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Cerathai Co., Ltd.
住所:580 Pradit Manutham Rd., Wangthonglang, Bangkok 10310
電話:0-2514-2937 (代表), 081-627-3287 (安部)
Eメール:k.abe@cerathai.com (安部) ウェブサイト:www.cerathai.com
《newsclip》


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