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逮捕の2人、タイ国王健康悪化をタクシン派サイトに投稿

2009年11月2日(月) 13時21分(タイ時間)
【タイ】プミポン国王(81)の容体が悪化したといううわさを流したとして1日に逮捕されたスイスの金融大手UBSのタイ証券子会社の元幹部の女性(43)とタイの地場証券会社の男性社員(37)が2日朝、保釈された。警察によると、2人はタクシン元首相支持派系のウェブサイトに国王の健康状態が悪化したと書き込み、コンピュータを通じて虚偽の情報を流し国家・国民の安全を脅かしたとして、コンピュータ関連犯罪法違反に問われている。女性は投稿を認めたが、外電をタイ語に訳しただけと主張しているという。

 プミポン国王は肺の炎症、発熱などで9月19日からバンコク都内のシリラート病院に入院している。国王の健康に関するうわさが流れた10月14日にはタイ証券取引所(SET)株価指数が終値で前日比2%、15日には一時9%近く下げた。王室などが容態悪化を否定したことから、16日には反発し、同日終値は前日比24・4ポイント(3・5%)高の717・1ポイントだった。30日終値は685・2ポイント。国王は10月23日、病院1階にある両親の像にお参りし、久しぶりに公の場に姿を現した。

 タイには不敬罪があり、王室批判は厳罰の対象となる。2006年のクーデターでタクシン政権(2001—2006年)を追放した軍部はタクシン元首相の王室に対する不敬をクーデターの理由の一つに挙げた。コンピュータ関連犯罪法はネット上の王室批判の取り締まりを念頭に軍事政権が2007年に導入。今年4月にはウェブサイトに王室を侮辱する画像を掲載したとして同法違反と不敬罪に問われたタイ人男性が懲役10年の判決を受けた。9月にはタクシン派の集会でプミポン国王を批判したタイ人女性が不敬罪で懲役18年を宣告された。
《newsclip》


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