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〈インタビュー〉 サシン経営大学院

2009年11月17日(火) 00時37分(タイ時間)

Sasin Graduate Institute of Business Administration of Chulalongkorn University
サシン経営大学院学長 トムサック・クリシュナムラ 氏

——サシン経営大学院の起源について

 チュラロンコン大学、ケロッグ経営大学院(ノースウェスタン大学)、ウォートン経営大学院(ペンシルバニア大学)との学術協定により1982年に設立された、学部を持たない大学院大学です。1987年のプミポン国王60歳の誕生日を機に、「サシン」という名前を授与、国王自らによって除幕されたタイ唯一の研究機関です。

 シリントーン王妃が名誉同窓会長であることから分かるように、王室との関係が深く、多くの王室プロジェクトを支援しています。

——サシンの教授陣と授業について

 現在、アジアを代表するビジネススクールとしてその地位を確立、アジア・オセアニア地域のランキングでは常に10位以内に位置しています。講師陣はケロッグ経営大学院の承認を受けており、授業はもちろん全ての活動は英語。これまで4000名近い修了生を輩出、その多くがタイの政財界の中枢を担っています。

——日本人学生について

 サシンで学ばれる日本人の多くの方が、東京大学をはじめとする有名大学を卒業されています。これまでに約40名の日本人学生が修了され、それぞれの分野でご活躍中。うち4名が日本の大学で教鞭をとられております。

 第一線でご活躍中の駐在員の方には、平日夜間(水)と週末(土)を利用したEMBAコースが人気です。人材管理に特化したHRMコースもありますが、フルタイムで本格的にキャリアアップを図るにはやはりMBAコースです。いずれのコースも米国のトップスクールであるケロッグ・ウォートン両経営大学院と共同で運営されます。英語を学びたいという方には、英語のコースもあります。

——サシンマネジメントコンサルティングとは?

 医学には大学附属病院があり、工学部には実験室があります。同じように、最新理論をビジネス実践に役立て洗練していく機関として、サシンにはコンサルティング部門があるのです。アジア最高峰の教授陣に加え、欧米の大学院を修了した専属コンサルタント20名によって運営されております。

 2008年度より、専属の日本人コンサルタントを常駐させた日本ユニットを設立したことで、日タイ間のあらゆるビジネス課題に日英タイいずれの言語でも対応できる体制を整えています。

——日本能率協会コンサルティングとの業務提携について

 日本能率協会コンサルティング(JMAC)のタイ法人(勝田博明社長)と、包括的業務提携を締結しています。タイに進出済み、あるいは予定の日系企業、日本的経営を取り入れたいタイ企業や欧米企業が直面する複雑な経営課題、例えば戦略パートナー企業のアレンジといった異国文化の理解などですが、そのようなニーズに対応するためのものです。

 タイに精通した戦略レベルの課題を得意とするサシンと、現場に根付いた業務レベルの課題に関するアジア随一の経験を有する、約70年の歴史のJMACが協力することで、ASEAN地域のあらゆる経営課題にソリューションを提供することが可能となりました。

——これまでの実績といったものは?

 既にいくつか共同プロジェクトを実施いたしました。たとえば今年9月にタイに進出された積水化学工業(株)住宅カンパニー様のフィージビリティー調査、在タイ日系企業およびタイ企業を対象にした経営実態調査、タイ進出を視野に入れた兵庫県の中小企業の経営者のためのミニ経営セミナーなどです。

 経営実態調査の結果は、11月中旬に日タイの主要メディア向けにプレスリリースを行いました。今後も JMACの一流コンサルタントと連携し、タイ人管理者向けの教育を含む、事業計画、プロジェクトマネジメント、人材管理、改善活動などのワークショップを開催していきます。

——ありがとうございました

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サシン経営大学院
Eメール:taro.seko@sasin.edu (ジャパンユニット代表コンサルタント瀬古)
ウェブサイト:www.sasin.edu, www.sju-net.biz (日本人専用サイト)

JMAC
Eメール:hiroaki_katsuta@jmac.co.jp (JMACタイランド社長 勝田氏まで)
ウェブサイト:www.jmac.co.th
《newsclip》


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