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タイの原発計画、中国広東核電が支援

2009年11月19日(木) 14時34分(タイ時間)
【タイ】タイ発電公社(EGAT)は16日、中国国営の原子力発電会社である中国広東核電集団(CGNPC)、香港の電力最大手CLPの2社と原子力発電に関する協力覚書を交わした。タイ政府は原発導入に向け準備を進めており、中国の2社から原発の開発・運営に必要なノウハウ、人材育成などに関し支援を受ける。

 EGATは2021—2022年に出力1000メガワットの原発2基を稼働する計画で、昨年10月に米国のエンジニアリング会社バーンズ・アンド・ローとコンサルティング契約を結び、事業化調査を進めている。原発建設の候補地は現時点で、南部スラタニ県の2カ所と南部ナコンシータラマート県、東部トラート県、中部ナコンサワン県の各1カ所の計5カ所。2010年末までに仕様、建設地を決め、2014年着工を目指す。

 ただ、タイでは発電所建設に対する住民の反対が強く、計画撤回に追い込まれることもしばしば。今年に入っても住民による発電所建設地への道路封鎖が各地で起き、8月には北部チェンライ県で道路を封鎖した住民ら13人が一審で懲役6カ月の実刑判決を受けた。こうした状況なだけに、原発となれば住民、環境団体の反発は必至で、すんなり計画が進む可能性は低いとみられている。
《newsclip》


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