RSS

カンボジア、航空管制からタイ人締め出し

2009年11月19日(木) 17時27分(タイ時間)
【タイ、カンボジア】カンボジアで航空管制サービスを行っているタイ系企業カンボジア・エアトラフィック・サービシズ(CATS)に勤務するタイ人男性がスパイ容疑でカンボジア当局に逮捕された問題で、CATS親会社のタイの通信会社サマートは19日、CATSのタイ人駐在員全員がカンボジア政府により業務から締め出され、政府職員が業務を引き継いだと発表した。カンボジアの航空管制の安全性に与える影響は不明。タイ政府はカンボジアに対し、「法律や投資協定を順守すべき」(カシット外相)と警告している。

 CATSはサマートの100%出資子会社で、2001年から32年契約でカンボジアの航空管制サービスを行っている。2009年の売上高は約8億バーツの見通し。

 タイ政府は汚職で懲役2年の実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元タイ首相がカンボジア政府の経済顧問に任命され、今月10—14日に同国を訪問したことから、カンボジア政府に同氏の身柄引き渡しを要求した。しかしカンボジアは「タクシン氏は政治犯」としてこれを拒否。こうした事態を受け、両国は相互に大使を召還、相手国の一等書記官を国外退去させた。また、カンボジアは12日、「タクシン氏のプライベートジェット機の飛行計画を盗もうとした」容疑でCATSの社員を逮捕した。

 両国は昨年10月と今年4月に国境係争地域で交戦し、双方の兵士数人が死亡するなど、もともと関係が良くない。
《newsclip》


新着PR情報