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元マラヤ共産党書記長、ゲリラ活動での殺害を謝罪

2009年11月23日(月) 15時12分(タイ時間)
【マレーシア、タイ】かつてマレー半島で抗日・抗英武装闘争を繰り広げ、タイに亡命している旧マラヤ共産党のチン・ペン(陳平)元書記長(85)はこのほど、バンコクでマレーシア紙スターのインタビューに答え、武装闘争で多くの人が殺害されたことについて、「いくつかの事件では過ちを犯した。もしわれわれが故意に罪なき人を殺害していたとしたら謝罪したい」と述べた。旧マラヤ共産党幹部が当時の殺害行為について謝罪したのは初めて。

 チン元書記長は「わたしは同志たちの行為に対し全面的に責任を負いたい。ただ戦争では罪がない人と死んでも償えないような大罪人とを区別することができなかった。マラヤ共産党のメンバーも治安部隊に殺害された」と振り返った。その上で、遺族らに対し、「人々が許してくれるとは思わないが、過去についてはとがめないでほしい」と語った。

 マレーシア政府は1989年にタイ南部のハジャイでマラヤ共産党との和平協定に署名し、武装解除したマラヤ共産党メンバーの帰国を認めたが、チン元書記長は安全保障上の理由から帰国が認められていない。晩年を迎えたチン元書記長は故郷のマレーシア・ペラ州への帰還を切望しているとされる。
《newsclip》


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