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〈インタビュー〉 中国製小型トラック輸入販売 DFM MINI TRUCK (Thailand) Co.,Ltd.

2010年5月8日(土) 22時45分(タイ時間)

Mr.Pitaya Tanadamrongsak

Managing Director

DFMミニトラック(タイランド)代表取締役
ピタヤー・タナーダムロンサック氏(23)

——御社概要をおきかせください

 30年前から父とその兄弟が日本製の二輪・四輪車部品とスペアパーツの輸入販売を手掛けてきました。タイでは1台の車を修理しながら10年以上使うのが一般的で、日本で安く仕入れた中古部品は、タイ国内で高い値がつきます。現在は中国企業との合弁で設立したユニオン・セーントーン・パーツ社を通して、中国製二輪・四輪車部品を扱っています。

 中国企業と取引がある父は、私に中国への留学を勧めました。父には「新聞を読む習慣のある人は、自分に役立つ記事を即座に見つけることができる。読まない人は身のまわりの知識が薄く話題に乏しい」とよく言われたものですが、語学の重要性を理解した私は、中国語習得のために上海の高校に留学しました。卒業後は渡米して南カリフォルニア大学に留学。中国語と英語を学んだことでアジアと西洋の習慣の違いを知り、それぞれのよい部分を取り入れることが出来るようになったと思います。帰国後、中国の三大自動車メーカーの一つ、東風汽車の現地法人である弊社を設立しました。

 東風汽車はシンガポール、インドネシア、中東、ヨーロッパなどに幅広く製品を輸出しているほか、日産、シトロエン、起亜などに部品を供給しています。タイの自動車市場参入については、日本製の乗用車に対するブランド信仰が強いため、小型トラックに特化することにし、2008年9月に弊社が設立されました。

 現在は多目的小型トラック「DFMミニトラック」やミニバンの「DFMミニスター」「DFMミニバン」を販売しています。エンジンは排気量1100—1300ccクラスのCNG/LPG(圧縮天然ガス/液化石油ガス)エンジンを使用。エンジン性能を強化した「DFMミニトラックLPG/MPI」も発売しました。燃料タンクはタイ陸運局の規格に沿ったものを使用しています。

——中国車の販売で難しい点は

 タイでは家電同様に自動車も日本製への信頼が高く、中国製にはマイナスイメージが残っています。そこでまず、弊社とDFMブランドに対する信頼と理解を築くことから始めました。顧客の理解と信頼を得るため、自社製品に対する誇りを従業員に持たせ、アフタサービスを徹底させています。

——顧客の反応はいかがでしたか?

 2008年9月の設立から1年間の販売台数は700台超。販売先は5割がバンコク、続いて東北部、北部です。2年目の今年はディー ラーを7社から全国29社に増やし、1500台の販売を見込んでいます。

 弊社が扱うトラックは小型ですから、長く使っていただくために積載量は600—700キロまでに抑え、 適切な用途にお使いいただくことを勧めています。燃料コストはディーゼル車の約3分の1以下に抑えられます。販売価格は27万9000—38万5000バーツ。頭金20—25%の4年ローンも利用できます。

 移動販売に適した多目的小型トラックは、コーヒー店や食品販売など小規模の事業に適しています。担当者が用途に応じたデザインを承ります。また、スペアパーツは弊社にストックしてあるので、いつでも責任をもって交換に応じます。

——新たな事業展開は

 ディスカウントストア大手のマクロと、弊社の小型トラックを使った「移動スーパー」の実現に向けて準備しています。マクロの製品と弊社の車、双方の宣伝効果を期待しています。また、チェンマイ動物園からは土産物販売用小型トラックのデザイン考案を依頼されています。パンダのリンピンのキャラクターグッズは現在、他の動物舎から離れたパンダコーナーのみで販売しているため、全ての来園者の目にとまることがありませんでした。弊社の小型トラックが導入されれば、園内全域でリンピングッズを販売することができます。

——将来は中国との合弁による組立工場の建設をお考えですか

 年間販売台数が3000台を超えれば、実現に向けて動き出すでしょう。国内で組み立てれば完成車の輸入税はかかりませんし、タイから東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国へは無税で輸出することができます。2015年度には売り上げ3000台を達成し、国内での組み立てを実現したいと考えています。

——ありがとうございました

www.dfm-thailand.com
《newsclip》


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