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〈タイ業界事情〉 常時画像録画型セキュリティシステム

2010年10月25日(月) 03時03分(タイ時間)

KDTS CO., LTD.
宮沢純一 氏 代表取締役

 数多くの企業で発覚している情報漏えい。不正経理・不正操作・システム破壊などの社内的な問題にとどまらず、信用低下・営業不振といった対外的な会社の立場さえ脅かされることになる。「うちは大手でないから」と、情報漏えいには無縁と考える経営者が少なくない。しかしどんな会社にも守るべき商品と経理が存在する。情報の取り扱いはセキュリティではなく管理業務であり、「流出したこと」を知らせるシステムは意味が無い。弊社開発の常時画像録画型のセキュリティシステム「イリーガルビュー」がまさしく、「流出していないこと」を確認するシステムだ。

 「イリーガルビュー」は、デスクトップ上の動作を録画するアプリケーション。サーバーを構築してクライアントを監視する。プログラムの起動・終了からログオン・ログアウトまでのパソコン操作の全て、文字どおりマウスの動きまでもが記録される。まるで上司が後ろに立って部下のPC操作を監視している感覚だ。

 元々は、「モニターを監視・録画したい」という欧米企業からの依頼で始めた開発だった。「社員は不正するもの」という性悪説に則ったアプリケーションであり、「社員は会社に尽くすもの」という性善説が常識だった日本でのニーズは想定していなかった。しかしこの数年、日本でもさまざまな情報漏えいがニュースで流れ、社員が情報の不正売却に手を染めている事実が明らかになってきた。情報管理は今や日本でも、「性善説」から「性悪説」への切り替えを余儀なくされている。

 イリーガルビューの最も優れた点は、「監視されているから悪いことが出来ない」という抑止力にある。セキュリティシステムというと通常は、PCの動作がログ(文字)として残るログ型で、いわゆる事後報告だ。しかも改ざんされる可能性があり、ログが正しいという証明が出来ず、システムが突破されていても証拠が残らない。

 一方のイリーガルビューは画面操作が画像として残り、その画像は開発者の我々でも改ざんが不可能。いつも見られている状況なので、不正しようがない環境が作られることになる。

 また、コスト的にも優位性が高い。通常のセキュリティシステムだと専属担当者を必要とし、導入コストの上に数百万—一千万円といった年間の運用コストがのしかかってくる。イリーガルビューは担当者を必要としないので、運用コストがほとんどかからない。記録画像も1枚あたり5キロバイトと、他社の類似システムと比較して数分の1という軽さ。ネットワークへの負担も計算して情報を送受信するので、スペックの低いPCでも動作が快適だ。

 外出先でのノートブック操作などにも対処出来る。設定次第では、一定条件に反する操作が行われた場合にロックがかかり、権限者にパスワードを聞いて入力しない限り、強制終了・再起動でも復旧しないようになる。

 リモートデスクトップの画像も取れるので、外部にメンテナンス業務を委託している場合も、メンテナンス業者のパソコンに何らソフトをインストールしていなくてよい。リモートデスクトップ接続でのメンテナンスであれ、作業内容が記録されるので、メンテナンス業者が無駄な作業を行う余地を与えない。

 中間パソコンを経由させれば、メンテナンスされる側のサーバマシンにもソフトをインストールする必要がない。操作する側も操作される側も、何らソフトをインストールすることなしに操作履歴が取れるという理想的な構成も実現できる。

 イリーガルビューのお客様が増えるにつれ、開発者の我々も想定していなかった効果があることが、次第に分かってきた。情報の取り扱いはセキュリティではなく管理業務ともいえるが、社員のパフォーマンス把握や情報漏えい以外の不穏な動きの察知など、まさしく管理業務で有効性が高いことが証明されている。例えばタイでは、残業も嫌がらないまじめな社員だと思っていのが、実はチャットやゲームで遊んで残業代をもらっていただけだった、労働組合の立ち上げを目論んでいた、などを把握できたというお客さまがいたという。

 イリーガルビューを導入するとき、「監視される」と真っ先に反対するのは社員だが、半年もすると「正当な評価を受けられるようになった」という声に変わることが多々ある。上司が各人のパフォーマンスを正確に把握し、いわゆるゴマすりに惑わされなくなったと、社員が安心するようだ。イリーガルビューの画像に記録されたパフォーマンスの高い社員の仕事ぶりを、レクチャーで取り上げるお客様もあり、幅広い分野で利用していただいている。

 セキュリティ以外でも大きな力を発揮する、システムの保守にはもってこいのイリーガルビュー。面倒なお客様の事象の再現が、操作画像によって簡単に実現できてしまうので、お客様の怒りを買いながらいちいち操作内容を細かく聞く必要が無くなる。

 管理職への業務報告も、今現在の進捗を文章で説明する必要が無いので、便利この上ない。不明な部分は、操作画像を見れば良いのだから、報告する側と報告を受ける側双方に取っての時間の節約となる。イリーガルビューはセキュリティシステムでありながら、業務管理システムといえる。

 性悪説でなければと理解していながらも、日本ではまだまだ信頼関係に頼る面がある。しかしタイは日本以上にビジネスライクな国で、社員の意識もシビアだ。イリーガルビューの有効性は日本より高いと見込み、今回本格的な販売に乗り出した。販売代理店は日系SI(システム・インテグレータ)の「Material Automation (Thailand)」と「ictus(イクタス)」になる。

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KDTS-IEを起動したところ

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KDTS-コンピュータの管理

販売代理店:
Material Automation (Thailand) Co.,Ltd.
電話:0-2261-5100 担当者:太田(info-jp@mat.co.th)
ictus(イクタス)Co., Ltd.
電話:0-2966-2260~2 0-2966-2713 担当:三上、山田 (sales@ictus.co.th

本社(株式会社ケイディティエス)>>>
住所:367-0044 埼玉県本庄市見福2-20-22
電話:0495-21-2757 ファクス:0495-21-2755

タイ事務所>>>
住所:253 Asoke, 17th Floor, Sukhumvit 21 Rd., Klongtoey-Nua, Watana, Bangkok 10110
電話:0-2261-5845~7 ファクス:0-2261-5844
ウェブサイト:http://www.kdts.jp/
《newsclip》


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