
在バンコク日本人の生活の中心地といっても過言ではない、BTS(高架鉄道)プロンポン駅周辺。バンコク有数の高級ショッピング・コンプレックス「エンポリアム」はじめ、日系スーパー、日系書店、日本食レストランが建ち並ぶ地区。そのプロンポン駅正面、エンポリアム横のソイ24を100メートルほど入った左手に、「ホープランド・エクゼクティブ・サービスド・アパートメント」がある。
とにかく、ロケーションの良さが高得点。BTSやエンポリアムからのアクセスはもちろん、南に下ってラマ4世通りに出ればクロントゥーイ港の高速道路出入口がすぐ。工業団地などバンコク郊外・他県への出勤にも時間がかからない。観光でもビジネスでも利用しやすい立地だ。
部屋のタイプは40—45平米のスタジオから、50—60平米の1ベッドルーム、85—112平米の2ベッドルーム、そしてスタンダード・ダブル(28平米)、スタンダード・ツイン(32平米)の5タイプ。日本人のほとんどが単身のビジネス利用で、人気の部屋は1ベッドルームとのこと。今回の宿泊ではその1ベッドルームを利用させてもらったが、最適な広さでいたって清潔。にぎやかなスクムビット通りでありながら騒音とは無縁で、居心地が良くて翌朝ついつい寝過ごしてしまったほど。
バンコクの高級サービスアパートというと、日本人にとっては装飾がケバケバしい、不要な備品が多いなど、なじめない点が多々ある。しかしホープランドの場合、例えばキチネットは日々の食事の準備に十分な設計で、無駄な設備・備品は排除されている。
一方、テレビは日系メーカー製の大型LCDパネルでちょっとぜいたく、というより日本人だったらこのぐらいのモニターでテレビをみたいもの。通常のテレビが設置されている部屋も順次交換中で、チャンネルはもちろん日本のNHK・民放が受信可能だ。うれしかったのが、バスルームの広さ。ほとんどの部屋にバスタブとシャワーブースが設置されているが、狭苦しさを感じない十分なスペースだった。
館内には無線インターネットが飛んでいて、各部屋で無料で利用可能。ユーザー名とパスワードをフロントで聞くだけでアクセスできる。プール、サウナ、フィットネスといった健康管理の施設もあり、こちらも使い勝手が良い。
朝食付きの場合は1階のレストラン「豚珍館」で。実はこの朝食券、昼食や夕食でもセットメニューを注文できる。朝食を食べ損なったときなど利用価値が高く、うれしいサービスだ。
ホープランドの宿泊客は80%以上が日本人。ロケーション、的確な部屋のスペックを考えると、人気の高さもうなずける。
HOPE LAND EXECUTIVE SERVICED APARTMENT
住所:35 Soi Sukhumvit 24, Sukhumvit Road, Klongtoei District, Bangkok 10110
電話:0-2661-1999, 0-2661-1691
ファクス:0-2660-7809
Eメール:reserve@hopeland.co.th
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