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武力鎮圧から1年 タクシン派、19日に反政府集会

2011年5月14日(土) 23時51分(タイ時間)
【タイ】昨年4、5月にバンコク都心のラチャプラソン交差点一帯を占拠したタクシン元首相支持派団体「反独裁民主戦線(UDD)」は19日午後、治安部隊による強制排除から1周年を記念し、ラチャプラソン交差点で反政府集会を開く予定だ。数万人が参加すると予想され、治安当局は警戒を強めている。UDDはジャトゥポン前下院議員ら幹部2人が今月12日に保釈取り消しで収監されており、19日の集会は2人の保釈を求め過激化する可能性もある。

 UDDの昨年のデモでは治安部隊との衝突で、デモ参加者、兵士、ロイター通信カメラマンの村本博之さんら90人以上が死亡、1400人以上が負傷した。死傷者に関する捜査は1年経ってもほとんど進んでいない。

 タイではタクシン政権(2001—2006年)を追放した2006年の軍事クーデター後、特権階級を中心とする反タクシン派と、地方住民、中低所得者層が多いタクシン派の政治抗争が続いている。タクシン派はクーデター政権下の2007年末に行われた総選挙で政権に復帰したが、2008年に反タクシン派市民による首相府とバンコクの2空港の占拠で追い詰められ、同年末、「司法クーデター」と呼ばれた憲法裁判所によるタクシン派与党の解党で政権を失った。その後政権を握った反タクシン派のアピシット民主党連立政権は今月10日に下院を解散、7月3日の総選挙が行われることになった。
《newsclip》


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