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米男性を不敬罪で逮捕 発禁のタイ国王評伝訳す

2011年5月29日(日) 11時28分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相派のニュースサイト、プラチャータイによると、タイ警察は24日、タイ東北部ナコンラチャシマ県の民家で、タイ系米国人の男性(54)を不敬罪容疑で逮捕した。米国人ライターによるプミポン国王の評伝でタイ国内で発禁となっている「ザ・キング・ネバー・スマイルズ」の一部をタイ語に訳して自分のブログに掲載したほか、同書のウェブサイトへのリンクを張った疑い。不敬罪はタイ国王夫妻と王位継承者への批判を禁じたもので、違反した場合、1件につき最長15年の懲役刑が科される。

 タイではタクシン政権を追放した2006年の軍事クーデター後、特権階級を中心とする反タクシン派と、地方住民、中低所得者層が多いタクシン派の政治抗争が続き、軍、司法の実権を握る反タクシン派により、タクシン派の市民が不敬罪で投獄されるケースが相次いでいる。反タクシン派はインターネットの検閲も強化し、米人権団体フリーダムハウスによると、2007年以降、裁判所命令で7万5000のウェブページへの接続が遮断され、このうち5万7000ページが不敬罪によるものだった。ネット上の百科事典「ウィキペディア」のプミポン国王に関する英語のページもタイからは閲覧できない。
《newsclip》


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