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タイ証取委トップが辞任 敵対的買収に関与か

2011年6月5日(日) 12時03分(タイ時間)
【タイ】タイ証券取引委員会(SEC)のウィジット・スピニット委員長(69)がタイ証券取引所(SET)上場の海運会社トーレセンタイ・エージェンシー(TTA)の敵対的買収に関与した疑いが強まり、ウィジット氏は6月3日付で委員長を辞任した。

 TTAは5月26日、ウィジット氏を含む自称投資家グループから、「TTAの株式約30%を取得した」「緊急の株主総会を開き、一部取締役、経営陣の解任を求める」などと連絡があったと発表した。これを受け、コーン財務相が「ウィジット氏の関与が事実とすればタイ株式市場への信頼が失われる」として、調査を指示。SECでは2日、ウィジット氏への抗議を込め、職員の多くが黒服で出勤した。

 ウィジット氏は米エール大学で経済学修士号を取得後、タイ中央銀行に入行し、1990—1996年にタイ中銀総裁、2003—2007年にSET理事長を務めた。2008年からSEC委員長。
《newsclip》


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