RSS

7月総選挙のタイ 市場から外資流出 政局混乱懸念か

2011年6月13日(月) 20時33分(タイ時間)
【タイ】7月3日のタイ下院選を前に、外国人投資家がタイから資金を引き揚げている。タイ中央銀行によると、外資の5月の売越額はタイ株式市場で170億バーツ、債券市場で570億バーツ。6月に入っても外資の流出は続き、6月1—13日のタイ株式市場での外資の売越額は213億バーツに上る。

 外資のタイ売りについて、タイのコーン財務相は、下院選で優勢が伝えられるタクシン元首相派の野党プアタイに外資が不信感を抱いているためだと主張。政権交代が実現すれば、外資の投資引き揚げがさらに進むと警告した。

 タクシン派は軍、司法などタイの実権を握る特権階級と対立し、2006年には軍事クーデター、2008年には司法判断で政権を追われた。今回の下院選でタクシン派が政権に復帰すれば、特権階級が再度、排除を企てるという懸念は根強い。現政権の中核で特権階級の後押しを受ける与党民主党は選挙で苦戦が報じられている。
《newsclip》


新着PR情報