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インラク氏、ヒジャブ被りタイ深南部遊説

2011年6月14日(火) 23時05分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相派の野党プアタイの比例代表名簿1位でタクシン氏の妹のインラク氏は14日、自党候補の応援のため、タイ深南部の3県(ヤラー、パタニー、ナラティワート)を訪れた。今回の選挙戦でインラク氏が深南部入りしたのは初めて。

 インラク氏は赤いヒジャブ(イスラム教徒の女性が髪を隠すために被るスカーフ)を被って遊説し、首長を公選制とするなど深南部の自治を拡大し、ハラル食品(豚肉やアルコールを含まないなどイスラム法に則って処理された食品)の生産拠点化などで経済開発を進める構想を示した。
 
 タイ深南部は住民の過半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、タイ語、仏教徒が中心のタイで異質の地域となっている。タイからの独立を求めるマレー系イスラム過激派による武装闘争が2001年から激化し、過去6年で4000人以上が銃撃、爆破などで死亡。現在も連日のように銃撃、爆破事件が起きている。こうした治安状況に加え、南部は与党民主党の地盤でもあることから、今回の訪問はやや意外と受け止められた。
《newsclip》


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