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アピシット首相、因縁の場所で街頭演説 劣勢挽回で賭け

2011年6月20日(月) 12時43分(タイ時間)
【タイ】7月3日投票のタイ下院選で劣勢が報じられている与党民主党は23日、バンコク都心のラチャプラソン交差点で党幹部による街頭演説を行う方針だ。ショッピングセンターのセントラルワールド前にステージを設け、同日午後4時半から、アピシット首相、ステープ副首相らが演説を行う。

 ラチャプラソン交差点は昨年4、5月、民主党と対立するタクシン元首相支持派団体「反独裁民主戦線(UDD)」に占拠され、治安部隊による強制排除で多数の死傷者が出た。民主は因縁のこの場所で集会を開くことで、国民の間にタクシン派にまつわる災厄の記憶を呼び覚まし、選挙戦の流れを引き戻したい考え。ただ、この作戦は同時に、UDD支持者らの死亡状況に関する捜査が全く進んでいないこと、不敬罪などによる弾圧強化といった民主党政権の負の側面に光が当たる可能性もあり、諸刃の剣といえそうだ。
 
 タイ国立ラチャパット大学スワンドゥシット校が6月4—18日に実施した大規模な世論調査(回答者10万2994人)で、政党支持率は全国でタクシン元首相派の野党プアタイ51・6%、民主34・1%、バンコクではプアタイ52・1%、民主34・2%となっている。
《newsclip》


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