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「ボンネットに乗って、落ちた」 女医ひき逃げのタイ軍大佐、事故主張

2011年6月21日(火) 11時16分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、6月11日夜、バンコク都内の路上で軍医の女性ハタイポンさん(34)がタイ陸軍所有の乗用車にひき逃げされ、重体となった事件で、車を運転していたタイ陸軍のサクシット大佐が21日、警察に出頭した。大佐は殺意を否定し、事故だったと主張。警察は逮捕を見送り、事情聴取後、大佐を帰宅させた。

 ハタイポンさんの母親で医師のパラコンさん(70)によると、ハタイポンさんとパラコンさんは事件当日、ハタイポンさんの勤務先から自家用車で帰宅したが、自宅の駐車場前に乗用車が止めてあったことから、近くのレストランに持ち主を探して車を動かすよう頼んだ。その後、酒に酔った様子の男がレストランから現れ、乗用車に乗り込んで発進し、自分の車に乗ろうとしていたハタイポンさんをはねた。乗用車はそのまま逃走した。ハタイポンさんは病院に運ばれ、2度の開頭手術を受けたが、21日になっても意識不明のまま。

 サクシット容疑者は取り調べに対し、「レストランで家族で食事をし、帰宅しようとした際に、駐車マナーをめぐりハタイポンさんと口論になった」「車を発進させたところ、ハタイポンさんがボンネットに乗ってワイパーをつかみ、バックしたら下に落ちた」などと話している。

 タイ陸軍のプラユット司令官は21日、この事件について、陸軍による組織的隠蔽はないと主張した。ただ、陸軍は犯行に使われた乗用車の警察による調査をいったん拒否し、20日になってこの車を警察に送り届けるなど、捜査に非協力的な姿勢をみせていた。
《newsclip》


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