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1日の利用者15人 マカサン駅での旅客機チェックイン、風前の灯に

2011年6月27日(月) 18時43分(タイ時間)
【タイ】バンコク都内と郊外のスワンナプーム国際空港を結ぶタイ国鉄(SRT)空港線(エアポートリンク、全長28キロ)のマカサン駅(シティターミナル)で旅客機の搭乗手続きが出来るサービスが風前の灯となっている。多額の資金を投じ、チェックインカウンターや荷物の輸送システムを設置し、今年1月、タイ国際航空と民間航空会社のバンコクエアウェイズがチェックインサービスを開始したが、バンコクエアウェイズは利用者が1日1、2人と低迷したことから、4月末でサービスを中止。タイ航空は現在も4つあるカウンターのうちの1つを開けて対応しているが、1日の利用者は15—20人程度だという。

 シティターミナルは比較的不便な場所にあり、出発地から駅を経て空港までの時間、料金を考慮すると、タクシーに対する優位性が低い。SRTは当初、空港と都内をノンストップで結ぶ特急列車「エクスプレス」をシティターミナルを起点に運行していたが、乗客数が低迷したことから、シティターミナルの2つ先でバンコク高架電車BTSのパヤタイ駅と接続するエアポートリンク・パヤタイ駅と空港駅間でも6月から「エクスプレス」の運行を開始した。150バーツだった運賃も90バーツに引き下げ、乗客数は一気に倍以上に増えた。シティターミナルはこれによりますます存在理由が薄れている。

 エアポートリンクは予定より数年遅れで昨年8月に正式開業した。今年6月1—14日の乗客数は各駅停車の「シティライン」が1日平均3万1130人、「エクスプレス」が同1332人で、それぞれ目標の4万4000人、2200人を下回った。
《newsclip》


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