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韓国ポスコ、タイのステンレス冷延鋼板メーカー買収

2011年7月7日(木) 21時38分(タイ時間)
【タイ】タイのステンレス冷延鋼板メーカー、タイノックス・ステンレスは7日、同社創業者オーナーのマハーキッシリ家が持ち株を韓国鉄鋼最大手ポスコに売却すると発表した。売却価格は1株2・2バーツ。ポスコは同価格で株式公開買い付けを行い、タイノックスの全株取得を目指す。

 ポスコは2007年にタイノックスに出資し、現在の持ち株比率は15・4%。残る84・6%を取得した場合、買収額は145・1億バーツ(約389億円)になる。

 タイノックスは年産能力20万トン。2010年の売上高は前年比32%増の104・7億バーツ、最終利益は6・4億バーツだった。販売量は12万トン。

 ポスコは世界2位のステンレス粗鋼生産能力(年300万トン)を誇るが、海外市場向けの冷延製品の開発能力で他社に後れを取っていた。このため、最近はベトナムで冷延鋼板メーカー、VSTを買収するなど、冷延事業の強化を図っている。ポスコはタイノックス買収を通じ、タイの家電、自動車メーカー向けの冷延鋼板市場を掌握する狙いとみられる。
《newsclip》


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