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タイ航空とタイガーエアの合弁格安事業、タイ運輸省が却下

2011年7月14日(木) 18時15分(タイ時間)
【タイ】タイ国際航空がシンガポールの格安航空会社タイガーエアウェイズなどと合弁で設立する予定の格安航空会社「タイ・タイガーエアウェイズ」について、タイ運輸省は計画が不透明だとして設立を認めない方針を決め、13日までにタイ航空に通知した。

 タイ航空とタイガーエアは昨年8月に合弁格安航空の設立に合意。今春の運航開始を目指し、運輸省と折衝と続けてきた。しかし、タイの地元メディアによると、別の格安航空会社の利権を持つ与党政治家が事業阻止を図り、運輸省に圧力をかけたもようだ。

 タイ航空はタイ・タイガーのとん挫を見越し、今年5月の取締役会で、100%出資の格安航空会社設立を決めた。新会社はバンコクを起点にタイ北部チェンマイ、南部プーケット、シンガポール、香港、マカオなど飛行時間3、4時間以内のタイ国内線、国際線を運航する予定で、来年4月の運航開始を目指している。

 タイ航空の格安航空事業は本来、2004年に同社とタイ政府系金融機関、タイ王室系資本の共同出資で設立された航空会社ノックエアが担うはずだった。しかし、ノックエアはタイ王室に近い名門、サラシン家のパティー・サラシン社長が独自経営を行い、タイ航空との関係はぎくしゃくしている。タイ航空はノックエアの株式10%をタイ国営クルンタイ銀行(KTB)から取得、同社への出資比率を49%に引き上げ、経営の主導権を握ろうとしたが、KTBは売却に応じなかった。
《newsclip》


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