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〈企業インタビュー〉 金属プレス Nishii Fine Press (Thailand)

2011年8月14日(日) 21時24分(タイ時間)

Nishii Fine Press (Thailand) Co., Ltd.
西居 広和 氏 (President)

精密金属プレス加工 小物・薄物が定評
高精度スペック規格で量産

——御社概要とタイ進出の経緯についてお聞かせください

 本社の西居製作所(東京都大田区)は1949年設立、量産プレス、内製金型といった事業を60年近く続けています。弊社は2006年10月、西居製作所の海外拠点として設立、2007年4月に稼動しました。日本で事業を拡大していくより、顧客が多く進出している海外に製造拠点を設けるべき、という考えでした。

 進出先としてタイのほか中国を候補として挙げましたが、弊社の顧客状況や事業規模を考え、タイでのビジネスが適していると判断。また、アマタ・ナコーン工業団地内の「オオタテクノパーク」という、東京都大田区で製造業に携わる中小メーカーが即入居・稼働できる団地があったことも、タイを選んだ理由です。

——タイでの事業内容は?

 精密金属プレス加工で、カメラ部品や四輪・二輪の自動車部品を取り扱っています。製品はタイ国内向けほか、日本と中国に輸出。生産規模は月産100万個以上です。

 特に小物・薄物を得意としており、高精度スペック規格の量産をこなしています。量産と同時に、少ロットへの対応も可能で、あらゆる規模の生産を承っております。

——御社製品の特徴は?

 安定した品質での量産が可能、という点です。それにはやはり、高精度な金型の導入と検査設備の充実が不可欠です。

 もちろん作業員、特に検査要因の技量の引き上げと維持も大事です。タイは日本より社員の出入りが目に付く国なので、いかに定着率を保つかに気を使っています。

——タイでの同業他社は?

 もちろんあります。地場系、日系のみにならず、マレーシア系、台湾系といった多くの企業が、タイ市場にふさわしい価格で生産しています。日系だけを取ってみても、今後ますます現調化が進むにつれ、精密金属プレス加工を専門とするメーカーが増えてくるでしょう。

 東日本大震災の影響によっても、日本から製造拠点を移管するメーカーがどんどん進出してくでしょうから、タイは激戦区になると予想しています。

——金型製作に乗り出すとのことですが?

 弊社の業務を精密金属プレス加工から金型製作・メンテ事業にまで拡大します。さらに、精密加工・精密金型設計製作の昭和精工株式会社(本社:神奈川県横浜市)との合弁で、「NS Fine Tool (Thailand) Co., Ltd.」を設立。こちらでも金型外販、メンテといった金型ビジネスを展開していく計画です。

——今後の目標や事業拡張などについて

 今後は客先層の業種とその売上比率の均等化を目指します。業種の偏りをなくし、さまざまな製品を幅広く均一に作っていければと思っています。そして金型事業への注力です。地道に仕事をこなし、売り上げとしては5年以内に50%増を目標とします。

——ありがとうございました

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Nishii Fine Press (Thailand) Co., Ltd.
住所:OTA Techno Park (Thailand), 700/647 Moo 1, Amata Nakorn Industrial Estate, Tambon Panthong, Amphur Panthong, Chonburi 20160
電話:0-3844-7147~8, 087-704-4203(西居), 085-089-5291(奥寺)
ファクス:0-3844-7149
《newsclip》


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