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「タイ・スマイル」 タイ航空が格安部門サブブランド

2011年8月21日(日) 23時39分(タイ時間)
【タイ】タイ国際航空は19日の取締役会で、社内に格安航空部門を設け、「タイ・スマイル」というサブブランドで2012年7月から運航する方針を固めた。初年度はバンコクのスワンナプーム空港を起点に東北部ウボンラチャタニ、ウドンタニ、コンケン、北部チェンライ、南部スラタニといったタイ国内線を運航する。2013年には東南アジア諸国連合(ASEAN)、中国、インドへの国際線の運航を開始する計画だ。

 使用機材はエアバスA320型機(座席数174)で、初年度は4機、2015年までに11機に増やす。

 タイ航空は5月時点で、100%出資の格安航空子会社を設立し、ボーイング737型機を使用する方針を示していた。今回計画を変更した理由は明らかにしていない。

 タイ航空の格安航空事業は本来、2004年に同社とタイ政府系金融機関、タイ王室系資本の共同出資で設立された航空会社ノックエアが担うはずだった。しかし、ノックエアはタイ王室に近い名門、サラシン家のパティー・サラシン社長が独自経営を行い、タイ航空との関係はぎくしゃくしている。タイ航空はノックエアの株式10%をタイ国営クルンタイ銀行(KTB)から取得、同社への出資比率を49%に引き上げ、経営の主導権を握ろうとしたが、KTBは売却に応じていない。

 一方、タイ航空が昨年打ち出したシンガポールの格安航空会社タイガーエアウェイズなどとの合弁会社設立はタイ運輸省の反対で暗礁に乗り上げた。ただ、この計画は7月の下院総選挙による政権交代で前進する可能性が見え始めている。
《newsclip》


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