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最低賃金300バーツ、法人税率20% タイ新首相が施政方針演説

2011年8月23日(火) 12時29分(タイ時間)
【タイ】インラク首相は23日、国会で施政方針演説を行い、就任初年度に取り組む課題として、▽タクシン元首相派と反タクシン派に分断された国民の和解、民主主義の回復▽所得増加による生活水準の向上▽麻薬取り締まり▽汚職防止▽かんがいシステムの整備▽イスラム過激派のテロが続く深南部の治安改善▽前政権下で悪化した近隣国、国際社会との関係改善▽インフレ対策——などを挙げた。

 焦点となっている最低賃金の1日300バーツへの引き上げ(現行水準からの上げ幅36—89%)、大学新卒者初任給の月1万5000バーツ以上への引き上げについては、労働者の生産性、成果に応じ実施し、事業者の負担を軽減する措置をとるとした。これに合わせ、現行30%の法人税率を2012年に23%、2013年に20%に引き下げる。

 その他の具体的な政策としては、▽零細農家の債務返済猶予と借り換え支援▽60歳以上に対する月額600—1000バーツの年金支給▽2011—2012年を「ミラクル・タイランド・イヤー」として観光促進▽小学1年生全員へのタブレット型コンピュータ支給——などを打ち出した。

 中期計画では、4年以内にバンコク首都圏の鉄道10路線を整備し、運賃を一律20バーツとする方針を盛り込んだ。
《newsclip》


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